
2021年から仮想通貨投資を始め、数十のプロジェクトをリサーチ・利用。メルマガやSNSで最新情報を発信し、信頼を集める。2025年よりCoinspeaker参画。鋭い分析で、初心者から上級者まで役立つ情報を提供。
ある大口保有者(クジラ)は21日、著名なNFTコレクションCryptoPunksを45点購入した。
この取引により、CryptoPunksのフロア価格は24時間で15%以上急騰し、約40.6ETHから46.74ETHまで上昇した。
同期間の取引高も3,750ETHに達し、NFT市場におけるブルーチップ資産の価値を改めて示した。
CryptoPunksは、開発スタジオLarva Labsが2017年6月にローンチした、イーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で最も初期のNFTコレクションの一つだ。
アルゴリズムによって生成された1万点のユニークな24×24ピクセルキャラクターで構成され、その後の多くのNFTプロジェクトの基礎を築いた。
クジラとして知られるアドレス「0x1b…72D6」は、わずか2分間のうちに45点のCryptoPunksを購入した。
この取引には2,081.6ETH、現在の価格で約720万ドル(約10億6,560万円)が費やされた。
この大規模な購入は、市場に流通するNFTの供給を著しく減少させる「供給ショック」を引き起こした。
取引前、売りに出されていたCryptoPunksは全体の9.7%にあたる974点のみであった。そのうち45点が一度に購入されたことで希少性が高まり、買い手の競争を加速させた。
今回購入されたのは、特に希少価値の高いものではなく、平均価格46.26ETHの中級クラスのパンクが中心だった。
このことから、購入者は希少性を追求するよりも、流動性を意識した戦略を取ったとみられる。
これは、仮想通貨投資におけるリスク分散の一環とも考えられる。
この動きと並行して、オリジナルのCryptoPunksを1対1で裏付けするWrapped CryptoPunksの価格は4.5%下落した。
今回の取引は、2023年以降で最大級の単一セッションでの購入となった。
ブルーチップNFTに対する機関投資家レベルの関心が依然として高いことを証明し、CryptoPunksがNFT市場全体の健全性を測る指標としての地位を再確認させる出来事となった。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
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