DeFiディベロップメント、ソラナ保有量が99万9999枚に到達

Updated on 7月 22, 2025 at 2:47 pm UTC by · 1 min read

DeFiディベロップメントはソラナを追加購入し、総保有量が約100万SOLに到達。ステーキングを通じてエコシステムに貢献する。

ナスダック上場の暗号資産(仮想通貨)企業DeFiディベロップメントは21日、ソラナ(SOL)の保有量が99万9999枚に達したことを明らかにした

これは同社のソラナを中心とした独自の財務戦略の一環であり、上場企業として異例の取り組みとして注目されている。

エクイティライン活用でソラナを追加購入

DeFディベロップメントは、エクイティライン・オブ・クレジットを利用して1920万ドルの資金を調達。この資金で、平均価格133.53ドルで14万1383 SOLを追加購入した。これにより、同社のソラナ総保有量は99万9999 SOLとなり、現在の市場価値で約1億8100万ドルに相当する。

今回の資金調達は、利用可能な信用枠のわずか0.4%を使用したに過ぎない。依然として約49億8000万ドルの与信枠が残っており、今後の追加購入に向けた柔軟な資本アクセスを確保している。

また、最近調達した資金のうち約500万ドルが、さらなるソラナ購入のために確保されている。

ステーキングによるエコシステムへの貢献と収益

同社が保有するソラナのほぼ全ては、自社開発のバリデーターインフラを通じてオンチェーンでステーキングされている。

この戦略は、ソラナネットワークの安定性と安全性に貢献すると同時に、ステーキング報酬という形で収益を生み出す。実際に7月14日から20日までの1週間で、867 SOLの収益を上げた。

このブロックチェーンインフラは第三者からのステーキング委任も受け入れており、副次的な収入源となっている。同社は商業用不動産セクター向けにAIを活用したデータプラットフォームを運営しており、仮想通貨の財務戦略と本業との相乗効果を狙っている。

今後の展望と技術提携

DeFiディベロップメントは、2028年12月までに1株あたり1.0 SOLの保有を目標に掲げ、積極的な購入計画を示している。

また、大手取引所クラーケンや仮想通貨ベンチャー・キャピタルであるパンテラ・キャピタルが支援する国際的なフランチャイズモデルであるDFDV Treasury Acceleratorを立ち上げ、世界的なソラナ財務車両のサポートを目指す。

技術面では、Web3企業Switchboard Technology Labsと現実資産(RWA)プロジェクト向けのオラクルインフラ開発で基本合意書を締結。

さらに、バリデーターのパフォーマンスを最適化するためにDoubleZeroを統合するなど、技術的な強化も進めている。

今回の戦略的投資は、主要なビットコインやイーサリアムとは異なるアルトコインへの注力を示すものであり、市場の多様化を象徴している。

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