米ジ・イーサ・マシン、5690万ドル相当のETHを追加購入

On 8月 1, 2025 at 12:18 pm UTC by · 1 min read

ジ・イーサ・マシンはイーサリアム10周年に合わせ、5690万ドルのETHを追加購入。財務戦略として総保有量は33万ETH超え。

暗号資産インフラ企業ジ・イーサ・マシンは7月30日、子会社ジ・イーサ・リザーブを通じて約1万5000ETHを5690万ドルで購入した。

平均購入価格は1ETH当たり3809.97ドルで、同社のイーサリアム(ETH)総保有量は33万4757ETHに達した。

今回の購入はイーサリアム誕生10周年記念日に合わせて実施され、長期的な蓄積戦略の一環として位置づけられている。

イーサリアム財団の保有量を上回る規模

この購入により、ジ・イーサ・マシンのETH保有量はイーサリアム財団の約23万4600ETHを上回り、公開企業としては3番目の規模となった。

同社は今後も最大4億700万ドルの資金を追加購入に充てる計画で、機関投資家向けETH利回りサービスの構築を目指している。

同社のアンドリュー・キーズ会長兼共同創設者は「イーサリアムの10周年を記念する最高の方法として、ETHへのコミットメントを深めることにした。これは始まりに過ぎない」と述べた。

購入資金は9700万ドルの私募調達による現金収益を活用している。

ナスダック上場で機関投資家市場参入

ジ・イーサ・マシンは現在、特別買収目的会社ダイナミクス・コーポレーションとの合併手続きを進めており、2025年第4四半期の完了を予定している。

合併後はナスダック市場でティッカーシンボルETHMとして上場する。

上場を通じて企業や分散型自律組織(DAO)に対し、ステーキングやDefiを活用した機関投資家向け利回りサービスを提供する計画だ。

さらに15億ドル規模のイーサリアム・イールド・ファンドの立ち上げも予定している。

同社はETHを分散化インターネットの最重要資産と位置づけ、利回り創出に注力したETH運用会社として新しい仮想通貨市場への本格参入を図っている。

Share:
Exit mobile version