イーサリアム共同創設者ウィルケ氏が7万9258ETHをクラーケンへ送金。7カ月ぶりの大規模移動で売却か再編成か注目が集まる。
イーサリアム(ETH)のジェフリー・ウィルケ共同創設者は6日、7万9258ETHを暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケンへ送金した。
送金額は1億5700万ドルに相当する。
同氏のオンチェーン上の目立った活動は7カ月ぶりとなる。
7カ月ぶりの大規模な資金移動
ウィルケ氏は4つの異なるアドレスを経由してクラーケンに送金した。
オンチェーンアナリストの報告によると、この取引は情報が公開されるわずか5分前に実行されている。
同氏は2016年のイーサリアム立ち上げ時に、創設者への割り当てとして46万3203ETHを受け取っている。
今回の送金後のオンチェーン上の保有量は2万7421ETHとなり、約5437万ドルと評価されている。
4つのアドレスに分割した送金は、セキュリティを重視した資産分散の行動パターンと一致する。
なお同日、Etherscanのデータでは10年以上休眠していた別のイーサリアムICOウォレットも動き出しており、初期参加者の資産移動が相次いで確認された形となった。
An Ethereum ICO wallet (0xF37b) transferred 100.275 $ETH($208.8K) to a new wallet after 10.6 years of dormancy.
He invested only $124 in the ICO and received 401.1 $ETH — now worth $835K, a 6,716x return!https://t.co/2sEexKobea pic.twitter.com/gXvXmTX9t2
— Lookonchain (@lookonchain) March 6, 2026
過去の送金履歴と市場への影響
送金時の仮想通貨市場では、イーサリアムの価格は約2000ドルで推移していた。
ウィルケ氏は過去にもクラーケンへ大規模な送金を繰り返しており、2025年5月に約2億6200万ドル、2024年11月に約7520万ドルの移動が確認されている。
ただし、2025年5月の事例ではクラーケンのホットウォレットから8つの新規アドレスへ同額が引き出されており、売却ではなくウォレット再編成を目的としていた可能性が高い。
共同創設者や大口保有者の動きはアルトコインを含む市場全体の心理に影響を与えやすい。
今回の送金が売却目的か資産の再構築かについて、現時点でウィルケ氏からのコメントは出ていない。
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