イーサリアムが2029年までの新ロードマップ草案を公開|ブテリン氏も支持

イーサリアム財団が2029年までの開発計画を示す「Strawmap」を公開した。

細川 唯 By 細川 唯 黒川 理佐 Editor 黒川 理佐 Updated 1 min read
イーサリアムが2029年までの新ロードマップ草案を公開|ブテリン氏も支持

イーサリアム(ETH)のヴィタリック・ブテリン共同創設者は25日、2029年までの開発計画を示す新たなロードマップへの支持を表明した。

処理速度と安全性を高める5つの目標

イーサリアム財団は、「Strawmap(ストローマップ)」と呼ばれる長期的な戦略文書を公開した。

この文書は公式な計画ではないものの、暗号資産(仮想通貨)イーサリアムの基盤技術が今後どのように発展すべきかを示している。

ブテリン氏はこの草案を非常に重要な文書であると評価した。新たなロードマップは、仮想通貨イーサリアムの進化を牽引する5つの主要な目標を掲げている。

具体的には、取引の確定時間を現在の16分から数秒へと大幅に短縮することや、メインネットワークの処理能力を毎秒約10,000件に引き上げることなどが含まれる。

さらに、量子コンピューターの脅威に備えた新しい暗号技術の導入も計画されている。

これまでの開発方針では、処理の負担を主にレイヤー2ネットワークに委ねる傾向があった。

しかし、今回の計画ではメインネットワーク自体を強化する方針へと転換している。レイヤー2ネットワークはより専門的な役割を担い、毎秒約1,000万件の処理能力を目指すという。

ロードマップでは、2029年までに約半年ごとのペースで計7回のネットワーク分岐(フォーク)を実施する予定だ。

ブテリン氏は、システムの一部が段階的に置き換えられることで、予期せぬ脅威が現れた際にもネットワークが動き続けると強調した。

イーサリアム財団は現在、開発者やコミュニティからの意見を積極的に求めている。

このロードマップは、今後の議論を通じてさらに洗練されていく見通しだ。このような技術的な進歩は、基盤となるブロックチェーンの信頼性をさらに高めるだろう。

今日の仮想通貨ニュース

Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。

イーサリアムニュース, ニュース
細川 唯
Coinspeakerライター 細川 唯

Coinspeakerのクリプトライター。難解なブロックチェーン技術や仮想通貨のトレンドを、かみ砕いて伝えることを大切にしています。初心者向けの基礎から上級者向けの応用知識まで、読者のリテラシーに応じた記事を日々執筆しています。

Related Articles