米バイオテクノロジー企業、ETHZillaへ改称|ETHを財務資産に

On 7月 30, 2025 at 12:55 pm UTC by · 1 min read

180ライフサイエンシズは、社名をETHZillaに変更。4億2500万ドル調達でイーサリアムを財務準備資産として採用。

米バイオテクノロジー企業180ライフサイエンシズは29日、社名をETHZillaコーポレーションに変更し、イーサリアム(ETH)を主要な財務準備資産として採用する戦略的転換を明らかにした。

同社は4億2500万ドルの第三者割当増資を通じて資金を調達し、8月1日頃の取引完了を予定している。

調達資金は主にイーサリアムの購入、一般事業費、取引費用に充てられる計画となっている。

今回の資金調達にはポリチェーン・キャピタルやGSR、ハーバー・アイランドなど60を超える機関投資家と暗号資産(仮想通貨)関連企業が参加している。

DeFi専門家による戦略的運営体制

ETHZillaの外部資産運用はエレクトリック・キャピタルが担当し、従来のイーサリアムステーキングを上回る利回りを目指すオンチェーン利回り戦略を実行する。

同社はステーキング、レンディング、流動性供給、プライベートアグリーメントを組み合わせた多角的なアプローチを採用する。

また、主要なDeFiプロトコル構築者で構成されるDeFi評議会を設立し、財務戦略に関する専門的助言を提供する体制を整備した。

この評議会にはアイゲンレイヤーのスリーラム・カナン氏、リドのコンスタンチン・ロマシュク氏、コンパウンドのロバート・レシュナー氏など業界の著名人が参加している。

公開市場でのイーサリアム投資機会を創出

ETHZillaへの転換により、従来の金融市場参加者がアルトコインを直接保有することなくイーサリアムエコシステムへの投資機会を得られる環境が整備される。

同社のブレア・ジョーダンCEOは「公開市場を通じてイーサリアムの成長に参加する明確な機会を提供する差別化された投資アプローチを実行する」と述べている。

戦略的パートナーとしてイーサリアルズ社との提携も発表。

同社のヴィヴェック・ラマンCEOが戦略アドバイザーとして参画する。

PIPEの完了後には最大1億5000万ドルの債券発行も承認されており、資金調達の多様化を図っている。

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