フランクリン・テンプルトン、ETFをトークン化|オンドと提携

On 3月 26, 2026 at 10:41 pm UTC by · 1 min read

資産運用大手のフランクリン・テンプルトンがオンド・ファイナンスと提携し、5つの上場投資信託(ETF)をトークン化する。

資産運用大手のフランクリン・テンプルトンは25日、オンド・ファイナンスと提携して5つの上場投資信託(ETF)をトークン化すると発表した。

24時間取引可能なトークン化ETF

フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)は運用資産約1.7兆ドル(約270兆3,000億円)を誇る老舗企業だ。

今回の提携により、米国株式、債券、金(ゴールド)の3つの資産クラスを対象とした5つのファンドがトークン化される。対象には成長志向の米国株式戦略ファンドやハイイールド社債ファンドなどが含まれる見込みだ。

オンド・ファイナンス(Ondo Finance)が展開するプラットフォームを通じて、原資産となるETFの株式を購入した後に投資家へトークンが発行される。

このトークンはイーサリアム(ETH)のブロックチェーン上に構築。従来の証券口座を開設する必要はなく、暗号資産(仮想通貨)ウォレットから直接管理できる設計だ。

従来のETFは取引所の営業時間に縛られていたが、トークン化によって24時間365日の取引が可能になる。

ブロックチェーン技術の発展により実現したこの仕組みは、国境を越えたポートフォリオの構築を求めるユーザーにとって、利便性の高い選択肢となる可能性を秘めている。

グローバル展開と市場の動向

米国でのサービス展開は、証券取引委員会(SEC)による規制の明確化を待つ必要がある。そのため初期段階では、欧州やアジア太平洋、中東、ラテンアメリカの市場で先行して提供される。

仮想通貨ユーザー向けに、伝統的な金融市場のポートフォリオ戦略を学ぶ教育プログラムも計画中。

機関投資家による資産のトークン化は、業界全体の大きなトレンドとなりつつあり、ブラックロックやウィズダムツリーといった競合他社も同様の取り組みを進めている。

伝統的な金融と分散型のデジタル資産インフラの融合は、今後さらに加速していく見込みだ。

オンド・ファイナンスのプラットフォームは2025年9月の立ち上げ以来、急速に成長しており、預かり資産(TVL)は6億2,000万ドル(約985億8,000万円)を超えた。

累積取引高は120億ドル(約1兆9,080億円)、すでに6万人のユーザーを獲得しており、高い需要を裏付けている。

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