韓国グーグルプレイでOKXやバイビットなど海外仮想通貨アプリ29種が配信停止となった。
グーグルは24日、韓国のアプリストアにおいて複数の海外暗号資産(仮想通貨)取引所アプリの新規配信を停止した。
韓国市場におけるアプリ配信の規制強化
韓国のGoogle Playストアで、少なくとも29の海外仮想通貨取引所アプリが新規インストールできなくなった。対象にはOKXやBybit、KuCoinなどの大手プラットフォームが含まれる。
検索結果に表示されない、または「お住まいの地域では利用できません」といったメッセージが表示される状態だ。
Bybitのアプリは10日に姿を消し、OKXは24日に利用不可となった。すでにアプリをインストールしているユーザーは当面の間、引き続きサービスを利用できる。
しかし、アプリの新規ダウンロードが制限されたことで、今後のアップデートは受けられない。
また、ウェブサイト経由でのアクセスや、AppleのApp Storeを通じたダウンロードは現在も可能となっている。
アップルは現時点で同様の制限を設けておらず、iPhoneユーザーへの影響は限定的だ。
一方で、韓国国内で正式にライセンスを取得している取引所は、これまで通りアプリの配信を継続している。
グーグルの独自ポリシーと今後の影響
今回の措置は、Google Playのグローバルなポリシー変更に伴うものだ。
韓国で暗号資産(仮想通貨)関連アプリを配信するには、韓国金融情報分析院(KoFIU)への暗号資産交換業者(VASP)登録が義務付けられた。
グーグルは各国の規制に合わせた対応を進めており、韓国市場におけるコンプライアンスを強化している。
配信停止となった29のアプリのうち、14のプラットフォームは未登録業者としてすでに韓国当局から指摘を受けていた。
一方で、残りの15の取引所は当局の直接的な通報リストには含まれていない。
グーグルが独自の基準を厳格に適用し、未登録の海外業者を自主的に排除した形だ。
なお、ユーザー自身が管理するノンカストディアルウォレットや分散型金融(DeFi)プラットフォームは規制の対象外となっている。
今回の動きは民間企業による自主的なポリシー変更であり、海外業者との取引自体が法的に全面禁止されたわけではない。しかし、初心者の仮想通貨市場への参入ハードルが上がるなど、業界全体への影響が懸念される。
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