ロバート・キヨサキ氏、保有ビットコイン25枚を売却し実業に投資

Updated 34分 ago by · 1 min read

『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者ロバート・キヨサキ氏がビットコイン(BTC)を一部売却し、新たな事業取得に充てると明かした。

ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者、ロバート・キヨサキ氏は22日、保有するビットコイン(BTC)の一部を売却したことを明らかにした。

キヨサキ氏は自身のXアカウントで、約225万ドル相当、25 BTCを売却したと報告。1 BTCあたり約9万ドルでの売却となる。

同氏は数年前に1 BTCあたり約6000ドルで購入しており、今回の売却により購入価格から約15倍のリターンを得た計算になる。

実業への資産配分とキャッシュフロー

今回の売却資金は、2つの外科手術センターと屋外広告事業の取得に充てられる。

キヨサキ氏は、これらの新規事業から2026年2月までに月額約2万7500ドルの税引き後キャッシュフローが生まれると見込んでいる。

これは同氏が著書やゲーム『モノポリー』を通じて65年以上にわたり提唱してきた、資産から新たなキャッシュフローを生み出すという哲学に基づく動きだ。

長期的な強気姿勢は維持

今回のビットコイン売却は、キヨサキ氏が暗号資産(仮想通貨)に対して悲観的になったことを意味するものではない。

同氏は依然として2026年までにビットコイン価格が25万ドルに達するとの強気予測を示している。この予測は、一部アナリストが2025年に提示する見通しと比べても非常に高い数値だ。

売却した資産は現金化し、実業への投資に回す計画で、その収益を活用して再びビットコインなどを買い増す意向だという。

長期保有を前提とした仮想通貨投資において、利益確定と再投資のサイクルは理にかなっていると説明している。

キヨサキ氏は、著名投資家ウォーレン・バフェット氏であれば自身の動きを「遅くて愚か」と評するかもしれないと冗談交じりに語りつつも、独自の資産形成戦略を貫く姿勢を強調。

市場の変動に左右されず、複数の収入源を確保することで安定性を高める狙いを示した。

短期的にビットコインが下落しても、実業からの収益がリスクヘッジとして機能する構えだ。

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