BTCが8万5000ドルを割り込み、ETHやソラナなどのアルトコインも大幅に下落。市場では約1億9000万ドルの清算が発生。
乱高下する相場と大規模な清算
ビットコイン価格は同日、一時的に9万ドルを超える場面もあったが、数時間のうちに8万6000ドルを下回るなど不安定な動きを見せた。 この激しい価格変動により、デリバティブ市場では多額のポジションが強制決済されている。 CoinGlassのデータによると、市場全体で約1億9000万ドル規模の清算が発生。 価格上昇を見込んでいたロングポジションの7200万ドルと、下落を見込んでいたショートポジションの1億2100万ドルが含まれる。 ビットコインの急落はアルトコイン市場全体に波及した。 イーサリアムは24時間で約7%下落し、一時2800ドルを割り込んだ。 ソラナ価格も約8%下落して123ドル付近まで値を下げ、4月以来の安値水準となった。12月19日の仮想通貨ニュース
ソラナ下落、日銀利上げ嫌気で更なる警戒感|年末相場動向を予想
ソラナ価格は19日、前日比4.4%安の118ドルに下落した。日銀が政策金利を0.75%へ引き上げたことでグローバルな流動性縮小への警戒が強まり、リスク資産への売りが加速。オンチェーン活動の低下や競合チェーンの台頭も重なり、11月以降の下落率は市場平均を上回る32%に達した。120ドルの節目を割り込んだことで、年末にかけて100ドル台へのさらなる調整リスクが浮上している。
サンタラリー期待のアルトコイン3銘柄|MやMNT、BTC関連など
仮想通貨市場は年末特有の楽観ムードにあり、主要銘柄に注目が集まっている。ミームコアは強気のテクニカル指標を背景に2.12ドルを目指す展開。マントル(MNT)も買い需要が拡大し、1.50ドルへの上値追いが期待される。
また、ビットコインL2の「Bitcoin Hyper」は、ソラナのSVM導入による高速処理を武器に、プレセール段階から熱視線を浴びており、次なるトレンド候補として浮上している。
米国立銀SoFi、ステーブルコインSoFiUSDを発行|FRB裏付け
米SoFiテクノロジーズは18日、ドル連動型ステーブルコイン「SoFiUSD」を開始した。米国立銀行によるパブリックチェーン上での発行は初。裏付け資産はFRB保有の現金で完全に確保され、高い透明性と即時償還を実現する。
同社は24時間稼働の低コスト決済を提供し、今後数ヶ月以内に一般利用者へも開放予定。OCCの規制緩和を背景に、既存のUSDT等に対抗し、金融インフラの刷新を加速させる方針だ。
米上場企業FWDI、ソラナ上で株式をトークン化|DeFi活用可能
ナスダック上場のForward Industries(FWDI)は18日、ソラナブロックチェーン上で自社株をトークン化した。Superstateとの提携により実現したもので、米国外の適格投資家はDeFi上で株を担保にステーブルコインの借入が可能となる。機関投資家の関心が高まる中、専門家は同社の戦略を高く評価し、強気の目標株価を維持している。
犬系ミームコインが市場39%を維持|430万ドル調達銘柄に熱視線
CoinGeckoの「2025年ミームコイン状況報告書」によると、ドージコインを除いても犬系トークンが市場の39.5%を占めています。ミームコイン市場は皮肉やパロディから「極端な誠実さ」へとトレンドが変化。この新潮流に合わせて設計されたMaxi Doge(MAXI)は、プレセールで430万ドル以上を調達し注目を集めています。筋肉質な柴犬のマスコットで即座に認識できるブランディングを採用し、71%のステーキングAPYも提供中です。
