米ビットマイン、約210億円相当のイーサリアムを追加購入

Updated 12時間 ago by · 1 min read

ナスダック上場ビットマイン社が、市場の価格下落時にイーサリアムを約211億円分追加購入。同社は押し目買い戦略を継続している。

ナスダック上場のビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは6日、約1億4000万ドル(約210億円相当)のイーサリアム(ETH)を追加購入した。 オンチェーン分析のアーカムによると、暗号資産(仮想通貨)取引所ファルコンXから約6980万ドル相当のイーサリアムを引き出しており、他の取引を含めた当日の新規購入額は合計約1億4000万ドルに達した。 同社は2600億円規模の含み損を抱えながらも、市場の下落局面を好機と捉えて積極的な買い増しを継続している。

下落局面を好機とした戦略的買い増し

今回の購入は、同社のトム・リー会長が掲げる市場の変動局面を利用した買い増し戦略の一環として実行された。 アーカムのデータによると、同社は発表前の24時間で、コインベース・プライムとファルコンXから合計1万9000ETH以上の流入を確認した。 さらに6日前には、ギャラクシー・デジタルのOTCデスクから約6000ETHが同社ウォレットに送金されている。 ファルコンXは同社の最大の取引相手であり、取引所からの出金総額128億3000万ドルのうち46%を占める。 リー会長は、ここ数日の仮想通貨市場の清算がイーサリアム価格の下落を生み、ビットマインはそれを好機として利用したと述べた。 このアプローチは、2025年10月の市場急落後にも見られ、当時、同社は価格下落を利用して12万8718ETHを購入している。 今回の購入は、同社のトム・リー会長が掲げる市場の変動局面を利用した買い増し戦略の一環として実行された。

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ナスダック上場のビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは6日、約2万205ETH(約107億円相当)を購入した。オンチェーン分析プラットフォームのアーカム・インテリジェンスによると、同社は過去24時間でコインベース・プライムとファルコンXから合計約1万9000ETH以上の流入を確認。6日前にはギャラクシー・デジタルから約6000ETHを取得しており、1週間で合計約1370億円相当を積み増した。この購入により、同社の総保有高は約407万ETHに達し、イーサリアム総供給量の約2.8%を保有する世界最大のETH保有企業としての地位を強化している。

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