ナスダック上場ビットマイン社が、市場の価格下落時にイーサリアムを約211億円分追加購入。同社は押し目買い戦略を継続している。
下落局面を好機とした戦略的買い増し
今回の購入は、同社のトム・リー会長が掲げる市場の変動局面を利用した買い増し戦略の一環として実行された。 アーカムのデータによると、同社は発表前の24時間で、コインベース・プライムとファルコンXから合計1万9000ETH以上の流入を確認した。Bitmine @BitMNR has bought 20,205 $ETH, worth $69.89M, from #Coinbase and #FalconX.https://t.co/1vbYSuHbap
— Onchain Lens (@OnchainLens) November 5, 2025
An unknown entity, "0xca6," has further received 4,009 $ETH, worth $13.76M, from #Galaxy Digital and now holds a total of 13,281 $ETH, worth $45.58M.
Address:… pic.twitter.com/4vzk6du22f
イーサリアム関連ニュース
イーサリアム主要プロトコル7社、政策提言団体「EPAA」設立
イーサリアムエコシステムの主要プロトコル7社は5日、イーサリアム・プロトコル・アドボカシー・アライアンスを設立した。創設メンバーはAave Labs、Aragon、Curve Finance、Lido Labs Foundation、Spark Foundation、The Graph Foundation、Uniswap Foundationで、合計1000億ドル以上のオンチェーン資産を管理している。世界的な規制圧力強化を背景に、政策立案者への技術的理解促進を目指す。同組織は4つの主要原則を掲げ、コード自体が規制対象とならないことやオンチェーンの透明性活用、パーミッションレスな分散型インフラへのグローバルアクセス維持などを主張している。
ビットコインとイーサリアムETFは流入にもかかわらず赤字を維持
暗号資産(仮想通貨)上場投資信託は5日、複数のファンドへの流入があったものの、ブラックロックのIBITから3億7549万ドルの大規模流出が発生し、ビットコインETFは1億3700万ドルの純流出を記録した。これで6日連続の流出となり、過去6日間の累計流出額は20億5000万ドルに達している。イーサリアムETFもブラックロックのETHAから1億4661万ドルが流出し、合計1億1858万ドルの純流出となった。一方、ソラナETFは970万ドルの流入を記録し、純資産が5億3135万ドルに上昇するなど、変動する市場で独自の成長を維持している。
イーサリアム初期投資家、8年ぶりに1500ETHを取引所へ移動
ナスダック上場のビットマイン・イマージョン・テクノロジーズは6日、約2万205ETH(約107億円相当)を購入した。オンチェーン分析プラットフォームのアーカム・インテリジェンスによると、同社は過去24時間でコインベース・プライムとファルコンXから合計約1万9000ETH以上の流入を確認。6日前にはギャラクシー・デジタルから約6000ETHを取得しており、1週間で合計約1370億円相当を積み増した。この購入により、同社の総保有高は約407万ETHに達し、イーサリアム総供給量の約2.8%を保有する世界最大のETH保有企業としての地位を強化している。
