ミームコインBONKのETP、スイス証券取引所に上場

Updated 12時間 ago by · 1 min read

スイス証券取引所でソラナ基盤ミームコインBONKのETP取引が開始。欧州投資家が現物裏付け商品で簡単にアクセス可能になる。

スイスの投資商品発行会社ビットコイン・キャピタルは27日、ソラナ(SOL)基盤のミームコイン、BONKの上場投資商品(ETP)の取引をスイス証券取引所で開始した。 今回の発表によると、このETPは欧州の投資家に対し、ソラナのエコシステムを代表するBONKへのエクスポージャーを提供するものだ。商品は現物のBONKに1対1で裏付けられており、スイスの規制枠組みの下で運用される。 BONKは2022年のクリスマスの日に、ソラナ上のコミュニティ主導で立ち上げられた犬をテーマにしたミームコインだ。 ETPを通じて購入することで、投資家は暗号資産(仮想通貨)ウォレットの管理や秘密鍵の保管といった技術的なハードルを避けることができる。

伝統的金融市場への参入と市場の反応

スイス証券取引所は仮想通貨のイノベーションにおける主要なハブとしての地位を確立しており、今回の動きはデジタル資産に対する欧州の柔軟な姿勢を反映している。 これにより、伝統的な金融市場の投資家も一般的な証券口座を通じてミームコインへアクセスする道が開かれた。また、BONKの基盤であるソラナへの関心も高まる可能性がある。 一方、米国でも同様のミームコイン関連商品が上場したものの、ブルームバーグのアナリストによれば初日の取引高は約140万ドルにとどまり、市場規模は比較的小さかったという。 今回のスイスでの上場は、ミームコインが主流の金融インフラに組み込まれるための重要なマイルストーンとなる。

ミームコイン関連ニュース

星 瑞希
World Liberty Financial(WLFI)の共同設立者チェイス・ヘロ氏にちなんだミームコイン、SPSCが急騰している。WLFIはSPSCへの投資を表明し、投稿直後にトークンは一時143%上昇、現在は約130%上昇して0.0063ドル前後で取引される。SPSCはソラナ基盤でBonk.funから発行され、主要取引ペアはWLFIのUSD1ステーブルコインだ。プロジェクト財務は74億ドル超だが、実際の購入はまだ開始されていない。コミュニティはWorld Libertyエコシステムとの連携を強調している。
星 瑞希
ソラナ基盤のトークン発行プラットフォームPump.funは25日、ミームコインコミュニティ向けに助成金プログラムを開始した。TROLL、NEET、USDUC、TRENCHER、San、TBCの6コミュニティがそれぞれ1万ドルを受け取る。Pump.funは9月に導入した、Project Ascendでクリエイター収益を最大10倍に引き上げる動的手数料体系を展開しており、今回の助成金もその延長線上にある。対象コミュニティはいずれもエコシステムで存在感を示しており、Pump.funは今後も支援対象を拡大する方針だ。
星 瑞希
米資産運用大手グレイスケール・インベストメンツは24日、現物ドージコインETF GDOGの取引をNYSE Arcaで開始した。米国初の現物ドージコインETFで、投資家は証券口座を通じて直接DOGEに投資可能となる。GDOGは将来性の高いDOGEのみを保有し、現物価格に連動することを目指す。手数料は0.35%だが、運用資産総額が10億ドルに達するか最初の3か月間は免除される。カストディはCoinbase Custody、アドミニストレーターはBNYが担当し、より多くの投資家が規制下でデジタル資産にアクセスできるようになる。
星 瑞希
ビットワイズは26日、ドージコインETF、BWOWの取引をNYSE Arcaで開始した。ETFはドージコイン価格に連動し、手数料は0.34%だが、AUMが5億ドルに達するか1ヶ月経過までは無料となる。カストディはCoinbase Custodyが担当し、投資家は秘密鍵を管理せずに規制下でドージコインへ投資できる。ドージコインは時価総額220億ドルに成長し、流動性の高さからETF化に適すると判断された。需要拡大を受け、グレースケールや21Sharesも同様の商品を用意しており、仮想通貨ETF市場は競争が活発化している。ビットワイズは150億ドル超の運用規模を背景に、投資手段の多様化を進めている。
星 瑞希
ミームコイン市場は2025年に入り評価額が大きく下落している。BONKはETP上場当日に5.8%上昇したものの、2024年11月の高値から約83%下落し、史上最高値比では90%以上の下げとなった。PEPEやSHIBなど他の主要ミームコインもピークから80%以上下落している。ミームコインは技術よりコミュニティの熱量に影響されやすく、価格変動が大きいのが特徴だ。今回のETP上場で保管面のリスクは減るものの、価格変動リスクは依然高く、投機性の強い市場では慎重な仮想通貨投資判断が求められる。
Share:
Exit mobile version