仮想通貨市場から11.7億ドル流出|BTC売りとソラナ買い二極化

Updated 12時間 ago by · 1 min read

デジタル資産投資商品は2週連続で大規模な資金流出を記録。BTC売りとソラナ買いが二極化。米国の金利政策への不透明感が背景。

暗号資産(仮想通貨)投資商品から11月10日までの週に11億7000万ドルの資金が流出したことが、コインシェアーズのレポートで明らかになった。 前週の3億6000万ドルに続く2週連続の流出で、ビットコイン(BTC)から9億3200万ドル、イーサリアム(ETH)から4億3800万ドルが流出。 一方、ソラナ(SOL)には1億1800万ドルが流入する二極化が鮮明になっている。

ビットコインとイーサリアムから大規模流出

投資家の資金引き出しは主にビットコインに集中し、流出額は9億3200万ドルに達した。 イーサリアムも4億3800万ドルの大規模な流出を記録している。 今回の流出は、BTCとETHのETFにとって過去3番目に大きい週間流出額となる。 最近の流出にもかかわらず、ビットコイン価格の年初来の累計流入額は293億ドルと依然として高水準だが、前年同期の417億ドルには及ばない。

ソラナは過去9週間で21億ドル流入

全体的に弱気な市場環境にもかかわらず、ソラナ関連商品は1億1800万ドルの資金流入を記録した。 これにより、将来性が高いソラナは過去9週間で累計21億ドルの流入を達成している。 その他のアルトコインでは、HBARが2680万ドル、Hyperliquidが420万ドルの流入を見せた。 上場取引型金融商品(ETP)の週間取引高は430億ドルと高水準を維持しており、市場の活動が続いている。

ソラナ関連ニュース

赤松 柊弥

ソラナ特化型戦略企業「SOLプラネット」が設立される

ソラナ特化戦略企業「株式会社SOLプラネット」が4日に設立された。企業のソラナ導入支援からデジタル資産財務戦略、インフラ構築まで一貫したサービスを提供し、上場企業や金融機関を主な対象とする。CEOの野坂幸司氏は外資系証券や米国ヘッジファンドで約3000億円の投資実行経験を持つ。同氏は「ソラナは企業活動そのものを再構築するテクノロジーだ」と述べ、日本及びアジア市場で企業が安心してソラナを活用できる環境を整えると強調した。

赤松 柊弥

メタマスクカード、ソラナ対応開始|USDC・USDT決済可能に

暗号資産ウォレットのメタマスクは5日、決済カードのメタマスクカードがソラナ(SOL)に対応したと発表した。利用者はUSDCやUSDTを法定通貨への交換なしで日常の買い物に直接利用できるようになった。メタマスクがネイティブサポートする初の非EVM互換チェーンとして選ばれたソラナでは、トークンの送受信や交換、dAppsとの連携も可能になる。2025年第3四半期にはビットコインのネイティブサポートも計画している。

赤松 柊弥

ソラナETFに資金集中、ビットコイン・イーサリアムが29億ドル流出

米国ETF市場では6日までの1週間でビットコインETFから約12億ドル、イーサリアムETFから約5億ドルが流出した一方、ソラナETFには約1億4000万ドルが流入し、資金の流れが二極化した。経済不安と市場ボラティリティの拡大が主因とされ、ビットコインは一時10万ドルを割り込んだ。投資家はソラナの拡大するエコシステムと高速処理能力を高く評価しており、次の強気相場における有力な選択肢として位置づけている。

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