SPAC合併により16億ドル調達のイーサー・マシンが誕生。40万ETH保有でイーサリアム専門の上場企業として注目集める。
イーサリアム関連ニュース
米ビットデジタル、6730万ドル調達しイーサリアムを大量購入
米ビットデジタルが機関投資家から調達した6730万ドルで1万9683ETHを追加購入し、保有量が約12万306トークンに増加。公開企業として最大級のETH保有企業となった。同社はマイニング事業からイーサリアム重視戦略に転換し、7月にはBTC売却収益も含め1億7200万ドルを調達してETH購入に充当。発表後株価は6%上昇。保有ETHをステーキングし、自社バリデーター運営で収益化を図る。現在の保有ETH価値は約4億3200万ドル。
イーサリアム、ガスリミット4500万への拡張|投票が進行中
イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が、ガスリミット引き上げに関するバリデーター投票が進行中と発表。現在ステーキング参加者の約半数が、現行の3730万から4500万への引き上げに賛成している。価格上昇とユーザー増加により、スケーラブルな処理能力が求められる中、Gethクライアント最適化でノード負荷懸念が軽減。EIP-7983等との組み合わせで最適化を図る。今後はバリデーター間の合意形成が鍵となる。
イーサリアム時価総額68兆円超え、大手銀行2社の合計を超える
イーサリアム(ETH)の時価総額が4,615億ドルに達し、ゴールドマン・サックスと中国銀行の合計を上回った。7月以降1,500億ドル増加し、コストコやジョンソン・エンド・ジョンソンも超えた。米国の「Genius Act」等の規制整備、ETFへの記録的資金流入(9日間で23億ドル)、機関投資家の参入拡大が主因。現在価格は約3,600ドルで、2021年の最高値4,878ドルを26%下回る。アナリストはピーク警戒とリスク管理を推奨している。
イーサリアム財団、10周年記念NFT「イーサリアムトーチ」配布
イーサリアム財団は20日、ネットワーク10周年を記念する特別なNFT「イーサリアムトーチ」を配布した。このデジタル資産は7月30日までの10日間、毎日異なるウォレット間を移動し、同ネットワークが培ってきた協力と分散化の精神を体現している。トーチの最初の保有者は、イーサリアム共同創設者でコンセンシス社のジョセフ・ルービンCEOが務めた。