イーサリアム特化企業が誕生|16億ドル調達で本格事業開始へ

Updated on Jul 22, 2025 at 6:40 am UTC by · 1 min read

SPAC合併により16億ドル調達のイーサー・マシンが誕生。40万ETH保有でイーサリアム専門の上場企業として注目集める。

特別目的買収会社(SPAC)ダイナミックス社は21日、イーサー・リザーブとの合併による新会社イーサー・マシンの設立で最終合意に達した。 この合併により、40万ETH超の保有を目指すイーサリアム専門の上場企業が誕生し、暗号資産(仮想通貨)市場における機関投資の新たな潮流を示している。 合併は第4四半期の完了を予定しており、新会社はナスダックでETHMのティッカーシンボルで取引される。 この取引では総額16億ドル(約2352億円)の資金調達が見込まれ、うち15億ドルが完全にコミットされた資金となる。

イーサリアム関連ニュース

赤松 柊弥

米ビットデジタル、6730万ドル調達しイーサリアムを大量購入

米ビットデジタルが機関投資家から調達した6730万ドルで1万9683ETHを追加購入し、保有量が約12万306トークンに増加。公開企業として最大級のETH保有企業となった。同社はマイニング事業からイーサリアム重視戦略に転換し、7月にはBTC売却収益も含め1億7200万ドルを調達してETH購入に充当。発表後株価は6%上昇。保有ETHをステーキングし、自社バリデーター運営で収益化を図る。現在の保有ETH価値は約4億3200万ドル。

イーサリアム、ガスリミット4500万への拡張|投票が進行中

イーサリアム共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏が、ガスリミット引き上げに関するバリデーター投票が進行中と発表。現在ステーキング参加者の約半数が、現行の3730万から4500万への引き上げに賛成している。価格上昇とユーザー増加により、スケーラブルな処理能力が求められる中、Gethクライアント最適化でノード負荷懸念が軽減。EIP-7983等との組み合わせで最適化を図る。今後はバリデーター間の合意形成が鍵となる。

赤松 柊弥

イーサリアム時価総額68兆円超え、大手銀行2社の合計を超える

イーサリアム(ETH)の時価総額が4,615億ドルに達し、ゴールドマン・サックスと中国銀行の合計を上回った。7月以降1,500億ドル増加し、コストコやジョンソン・エンド・ジョンソンも超えた。米国の「Genius Act」等の規制整備、ETFへの記録的資金流入(9日間で23億ドル)、機関投資家の参入拡大が主因。現在価格は約3,600ドルで、2021年の最高値4,878ドルを26%下回る。アナリストはピーク警戒とリスク管理を推奨している。

赤松 柊弥

イーサリアム財団、10周年記念NFT「イーサリアムトーチ」配布

イーサリアム財団は20日、ネットワーク10周年を記念する特別なNFT「イーサリアムトーチ」を配布した。このデジタル資産は7月30日までの10日間、毎日異なるウォレット間を移動し、同ネットワークが培ってきた協力と分散化の精神を体現している。トーチの最初の保有者は、イーサリアム共同創設者でコンセンシス社のジョセフ・ルービンCEOが務めた。

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