イーサリアム財団、ユーザー体験向上に向けた新戦略を公開

イーサリアム財団は、ユーザー体験向上を目指す包括的ロードマップを発表。課題解決に向け2026年第1四半期までの目標を掲げる。

赤松 柊弥 By 赤松 柊弥 黒川 理佐 Editor 黒川 理佐 Updated 1 min read
イーサリアム財団、ユーザー体験向上に向けた新戦略を公開

イーサリアム財団は29日、イーサリアム(ETH)のユーザー体験向上を目的とした包括的な戦略を公開した。

従来のスケーリング中心のアプローチから相互運用性を最優先課題に位置づけ、エコシステムの断片化問題の解決を目指す。

財団共同責任者のハオ・ウェイ・ワン氏とトマシュ・スタンチャック氏の体制下で、2026年第1四半期までの具体的な技術目標が設定されている。

今回の戦略は3つの開発ストリームの初期化、加速、最終化で構成。

レイヤー2ネットワーク間の境界を取り除くことでイーサリアムを再び1つのチェーンのように感じさせることを目標としている。

EILとインテントフレームワークで統合体験実現

戦略の中核となるのがイーサリアム相互運用性レイヤー(EIL)の開発だ。

EILは検閲耐性と信頼性を保ちながら、レイヤー2間の取引を単一チェーン上での実行のように体感させる技術である。

ERC-4337チームが主導し、10月には設計文書の公開が予定されている。

並行してオープンインテントフレームワーク(OIF)も導入される。

これによりユーザーは複雑なブリッジ操作ではなく、目標を宣言するだけで資産移動や取引が実行可能になる。

また相互運用性アドレス、インテント標準、共通メッセージインターフェースなどの標準化作業も同時進行している。

これらの統合により、ウォレットとアプリケーションの体験が大幅に向上する見通しだ。

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赤松 柊弥

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。

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