イーサリアムがビットコイン上回る急騰、ETF期待やアプデ影響

Updated 10時間 ago by · 1 min read

イーサリアムは9日、急騰し3395ドルを突破した。FusakaアップグレードやFRB利下げ期待、ステーキングETFへの思惑が価格を押し上げた。

イーサリアム(ETH)の価格は9日、過去24時間で6%以上上昇し、3,400ドルのラインに接近した。 暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン(BTC)も9万4,000ドルを超える上昇を見せたが、イーサリアムの上昇率がそれを上回る展開となっている。 この背景には、ステーキングETFやトークン化への期待が高まっていることが挙げられる。

Fusakaアップグレードと機関投資家の需要

イーサリアムは12月に入り、顕著な上昇トレンドを見せている。週間上昇率は9.25%に達している。 今回の価格上昇の背景には、12月3日に実施されたFusakaアップグレードがある。 この更新により、ブロックガスリミットが4,500万から1億5,000万へと大幅に引き上げられ、スケーラビリティとセキュリティ、そしてバリデータの効率性が強化されている。 また、機関投資家による利用拡大を後押しする要因となった。処理能力の向上は、トークン化やステーキングといった大規模な運用に適した環境を提供する。 市場関係者は、このアップグレードが将来的なステーキングETFなどの金融商品にとって好条件を生み出したと見ている。 先物市場における建玉の増加や、大口保有者によるロングポジションの積み増しも確認された。ネットワークの基盤強化と機関投資家の関心が重なり、相場を押し上げる原動力となっている。 さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が追い風となった。市場は12月10日の会合で0.25%の利下げが行われる確率を約90%と見積もっている。

12月10日の仮想通貨ニュース

黒川 理佐

ビットワイズ、10銘柄構成の仮想通貨ETFをNYSEに上場

ビットワイズが、仮想通貨インデックスETFをNYSE Arcaに上場させた。ファンドは、ビットコインやイーサリアムなど主要10銘柄で構成される。個別銘柄の選定が不要な分散型商品として需要が高まっている。

黒川 理佐

テザー社、伊ヒューマノイド開発企業に出資

テザー社が、イタリアのヒューマノイド開発企業Generative Bionicsへの出資に参加した。調達額は7000万ユーロで、生産施設の建設や産業検証に充てられる。同社はIITの研究を基盤とし、2026年初頭に産業展開を開始する予定だ。

黒川 理佐

ジーキャッシュ創設者ウィルコックス氏、サイファーパンク社顧問に就任

ジーキャッシュ創設者ウィルコックス氏が、サイファーパンク社のアドバイザーに就任。発表を受け、サイファーパンク・テクノロジーズの株価が一時40%急騰した。ウィルコックス氏の専門知識を活用し、プライバシー重視の金融インフラ構築を目指す。

黒川 理佐

サークル、プライバシー強化型ステーブルコイン「USDCx」を発表

サークル社が、Aleo上でプライバシー強化型ステーブルコインUSDCxを発表。取引履歴を隠蔽しつつ規制当局への開示機能を備える。透明性を懸念する銀行や機関投資家の需要に対応。

黒川 理佐

リップル幹部、XRP Ledgerにソラナの実用的な戦略採用を提案

リップル幹部がXRP Ledgerの競争力強化に向け、ソラナの実用的な戦略採用を提案した。同氏は技術力だけでなく、開発者支援や市場投入の速さが重要だと指摘している。一方、リップルのCTOは安定性と信頼性を最優先すべきだと反論し、議論となっている。

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