2014年のイーサリアムICOに参加した大口投資家が、3年以上休眠していた15万ETH(約960億円)をステーキングに移動。
An #Ethereum ICO participant who received 1,000,000 $ETH just woke up after 8 years of dormancy.
— Lookonchain (@lookonchain) September 5, 2025
He moved 150,000 $ETH($645M) to a new wallet for staking.
He invested $310K in the ICO via 3 wallets and received 1,000,000 $ETH — now worth $4.3B.
After staking 150,000 $ETH, he… pic.twitter.com/B5CBTBJ2O5
960億円相当のETHが3年ぶりに動く
ブロックチェーン分析企業の調査によると、移動されたイーサリアムは15万ETHで、現在の時価総額で約960億円に相当する。 これらの資産は3つのウォレットからステーキングサービスへと送金された。 この投資家は2022年2月以降、取引を行っていない休眠アドレスを再稼働させた。 2014年のICOでは約4600万円を投じて100万ETHを取得しており、現在の価格では約6400億円の価値を持つ。 今回の移動後も、2つのウォレットに約10万5000ETHを保有している。イーサリアム関連ニュース
シャープリンクCEO、ETH財務資産戦略の高利回り追求に警鐘
シャープリンク・ゲーミングのジョセフ・チャロム共同CEOは1日、企業のイーサリアム財務保有における高利回り追求のリスクについて警告した。2桁利回りは可能だが重大なリスクが伴うと指摘。企業保有イーサリアムは約360万ETH(154.6億ドル相当)に達する中、後発参加者が無謀な手段を取る危険性を懸念。健全なリスク管理体制構築の必要性を強調した。
イーサリアムL2のLinea、エアドロップ対象者確認ツールを公開
イーサリアムレイヤー2ネットワークのLineaは3日、エアドロップ対象者確認ツールを公開した。9月10日のトークン生成イベントでLINEAトークンが正式リリースされ、総供給量の9%にあたる約93億6000万LINEAが2025年7月のスナップショットに基づき約75万のウォレットに配布される予定。機関投資家の関心も高まっている。
イーサリアム基盤開発Etherealize、約4000万ドルを調達
イーサリアム機関投資家導入推進企業のEtherealizeは3日、Electric CapitalとParadigm主導による4000万ドルの資金調達を完了した。同社は2025年1月設立で、ヴィタリック・ブテリン氏とイーサリアム財団から助成を受けている。共同創設者のグラント・ハマー氏は、ビットコインETF登場時に見られた機関投資家のイーサリアム知識不足という課題解決を目的としていると説明した。
グレースケール、イーサリアムETF「ETCO」を4日にローンチ
グレースケールは4日、イーサリアム・カバードコールETF「ETCO」の取引を開始した。同ETFは経費率0.66%でイーサリアム関連商品のコール・オプション売却により収益を創出し、2週間ごとに分配金を支払う。ローンチ時の純資産価値は1株35.01ドル、運用資産残高は約140万ドル。2025年にイーサリアムが34%上昇する中、機関投資家の利回り重視商品への需要拡大に対応した戦略的商品となっている。
