ハイパーリキッドは13日、AUMが初めて約62億ドルに達し、1日で過去最高の約395億円の純流入額を記録。アルトコイン投資が活況。
ハイパーリキッド急成長の背景
ハイパーリキッドは、分散型の無期限先物取引所として、7月に月間取引高3,190億ドル(約46兆8,930億円)を記録した。 これは分散型取引所だけでなく、DeFiデリバティブ市場全体でも過去最高水準だ。 同月の全DeFiプラットフォームにおける無期限先物取引量は3,640億ドルから4,870億ドルへ増加しており、市場全体の成長も追い風となった。 また、ユーザー数は5月の48万8,000人から7月には60万4,400人に急拡大し、1日平均で世界7位の仮想通貨取引所となった。 HyperUnitでは、PUMP SPXやBONKといった新たな資産が追加され、合計7つの資産で7億5,000万ドルの資金が流入した。 加えて、サークル社がハイパーリキッド上でのネイティブUSDCとCCTP V2導入を発表し、取引機能の拡大にもつながった。アルトコイン関連ニュース
新興ミームコインT6900、先行販売で200万ドル調達
新しいミームコインTOKEN6900が、先行トークン販売で200万ドル(約2億9400万円)の資金調達を達成した。この先行販売は残り14日で終了する予定で、終了が近づくにつれて市場の関心が一層高まる可能性がある。ミームコインは価格変動が激しい資産であり、取引を検討する際はプロジェクトの精査とリスク管理が重要となる。
グレースケール、ADAとHBARの現物ETFの申請準備
グレースケールは、カルダノとヘデラの現物ETFに向けた信託をデラウェア州で登録した。この動きは、ビットコインやイーサリアムに続くアルトコインETF市場への拡大戦略と見られる。規制環境の整備と機関投資家からの需要の高まりが、今回の申請の背景にある。
XRP投資会社VivoPower、Crypto.comと提携
VivoPowerがCrypto.comの機関投資家向けカストディサービスを採用し、保有するXRP資産を管理する。VivoPowerの株式(VVPR)がCrypto.comのプラットフォームに上場され、1億5,000万人のユーザーがアクセス可能になる。この提携は、VivoPowerのXRPエコシステムへの本格参入と、機関投資家によるXRPの採用拡大を示す動きとなる。
イーサリアムICO参加者、4日連続でETHを取引所へ送金
2014年のイーサリアムICO参加者は、4日連続でETHをクラーケンに送付した。8月14日までに計5,403ETH、約35億円分を移動した。依然として4,657ETHを保有し、市場動向への影響が注視されている。
米SEC、ビットワイズなど4社のソラナETFの承認判断延期
米SECが4件のソラナETF審査を延長し、期限を10月16日に設定。審査延長の理由は市場の健全性評価や不正防止、投資家保護の確認。ソラナは価格変動が続き、90日間で複数回の規制手続きが延期されている。