アルトコインPOLが16%急騰、3ヶ月ぶりの高値|その背景は?

Updated 19時間 ago by · 1 min read

アルトコインPOLが週末に16%急騰し、3月以来の高値を記録。米政府のブロックチェーン活用やテザーとの統合が価格を押し上げた。

ポリゴンのネイティブトークンであるPOLは、週末にかけて16%急騰し、2025年3月以来初めて0.29ドルに達した。 また、同トークンの取引高は、34%増の約3億1,570万ドルに達し、時価総額は約28億ドル近くまで増加した。 この上昇は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)が小幅な上昇にとどまるなど、暗号資産(仮想通貨)市場全体がほぼ横ばいで推移する中で発生した。

複数の好材料が価格を後押し

複数の要因がPOLの価格急騰に寄与した。 まず、米国政府が国内総生産(GDP)などの主要経済データをブロックチェーン基盤で公開する取り組みにポリゴンが採用されたことがある。 これは、同ネットワークのスケーラビリティと信頼性が公的に認められたことを示す。 同時に、ポリゴンはテザーに特化したクロスチェーンステーブルコインプロトコルUSDT0との戦略的統合を発表。この統合により、ポリゴンはUSDT流動性の中心的なハブとして位置づけられ、分散型金融(DeFi)アプリケーションへの訴求力が強化された。 堅調なオンチェーン活動も追い風となった。アクティブアドレスは44万7,000から66万5,000へと25%急増し、1日のトランザクション数も7.9%増の400万件に達した。 これは、ネットワーク利用とユーザー数の増加を反映している。こうしたファンダメンタルズの改善は、仮想通貨投資における重要な判断材料となる。 さらに、グレイスケールがPOLを基にした上場投資信託(ETF)のS-1申請を行ったことで、機関投資家からの関心も高まった。

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