リップル社と米SEC、訴訟終結で合意|今後の規制明確化に期待

Updated 14時間 ago by · 1 min read

米SECとリップル社は、XRPの有価証券問題を巡る訴訟で和解に達した。この合意は仮想通貨市場における規制の不確実性を一部解消した。

リップル社と米国証券取引委員会(SEC)は8日、暗号資産(仮想通貨)リップル(XRP)の有価証券性を巡る訴訟を終結させることで合意した。 この法廷闘争は2020年12月、SECがリップル社を提訴したことから始まった。SECは、同社がXRPを未登録のまま販売し、14億ドルを調達したことが証券法違反にあたると主張した。 これに対しリップル社は、XRPは有価証券ではなく仮想通貨として機能していると反論。規制の曖昧さを指摘し、長らく争ってきた。 リップル社のブラッドリー・ガーリングハウスCEOは、訴訟の終結により、中核事業への注力が可能になると強調した。

リップル関連ニュース

黒川 理佐

ギャラクシーデジタル、XRPの保有が判明

米ギャラクシーデジタルは、2025年第2四半期に1,539万XRPを保有していることが判明した。同社はビットコイン(BTC)へのエクスポージャーを増やす一方、イーサリアム(ETH)とXRPの保有量を調整し、ポートフォリオを再編している。この動きは、市場の変動性と規制環境の変化の中で、機関投資家が資産戦略を柔軟に見直していることを示している。

黒川 理佐

リップル社、決済基盤Railを2億ドルで買収|RLUSD強化

リップル社は、ステーブルコイン決済基盤のRailを約294億円で買収し、企業向け決済ソリューションを強化。この買収は、リップルの独自ステーブルコインRLUSD発行後の戦略的動きで、国際送金能力の向上を目指す。Railの仮想口座や自動決済システムを統合し、企業が法定通貨や仮想通貨を単一APIで管理できるインフラを構築する。

黒川 理佐

XRP価格、1日で10%以上の急騰

訴訟終結の発表を受け、XRPの価格は過去24時間で10%以上の急騰を見せており、1XRP=3.3ドルを突破している。投資家が長年の不確実性の解消を好感したことを示唆している。トークンの分類に関する根本的な問題は未解決のままだが、今後の規制の枠組み作りの一助となる可能性がある。

Share:
Exit mobile version