CMEにおけるソラナ先物の7月取引高が前月比252%増の81億ドルに達し過去最高を更新。機関投資家の関心とETFに期待。
ソラナ関連ニュース
米大手7社、ソラナETFを再申請|XRPやDOGE審査進む中で
フランクリン・テンプルトンやフィデリティなど米国の主要資産運用会社7社は7月31日、現物ソラナETFの修正S-1登録届出書をSECに提出した。これは機関投資家向けに規制された金融商品として、ソラナへのエクスポージャーを提供することを目指している。予測市場では承認確率91%とされ、承認されれば初年度に最大80億ドルの資金流入が見込まれる。
ソラナ(SOL)180ドル維持|ETF承認とTVL成長が下支え
ソラナ(SOL)は30日、過去数カ月の抵抗線を突破し約180ドルで取引されている。7件の現物ETF申請進行中で、DeFiのTVLが109億ドルを超える成長が価格を押し上げる。週足では20週移動平均線を上抜け、日足では20日・100日移動平均線のゴールデンクロスが発生。機関投資家の関心高まりやネットワーク性能向上が強気相場を後押ししている。
ソラナ支援の新会社Accelerate始動|マッキャン氏がCEO就任
暗号資産ヘッジファンドAsymmetric Financialのジョー・マッキャン創設者が、ソラナ専門の新会社AccelerateのCEOに就任する見通しとなった。同社はSPAC合併などで総額15億1000万ドルの資金調達を目指し、13億6000万ドルをソラナ取得に充当予定。ただしマッキャン氏の主要ファンドが年初来78-80%下落したため、リーダーシップへの懸念も存在する。
Upexi、ソラナ追加購入へ5億ドルの資金調達枠を確保
ソラナ特化の機関投資家向け財務企業Upexiは28日、アライアンス・グローバル・パートナーズと5億ドル(約740億円)のエクイティライン契約を締結した。同社は割引価格でロックアップされたソラナを取得し、ステーキングで年利7-9%の安定利回りを確保する戦略を展開。コミットメント手数料ゼロの有利な条件により、株式希薄化の圧力なく計画的にソラナ保有量を拡大できる。