
2021年から仮想通貨投資を始め、数十のプロジェクトをリサーチ・利用。メルマガやSNSで最新情報を発信し、信頼を集める。2025年よりCoinspeaker参画。鋭い分析で、初心者から上級者まで役立つ情報を提供。
日本の投資会社メタプラネットは14日、ビットコイン(BTC)を追加購入し、同社のビットコイン総保有量は16,352 BTC、取得総額ベースで約16億4,000万ドルに達した。
今回の購入は797 BTCで、取得額は約9,360万ドルに上る。平均取得単価は1BTCあたり11万7,451ドルだった。
同社のサイモン・ゲロヴィッチCEOは、2025年の年初来リターンが435.9%に達したと言及し、暗号資産(仮想通貨)市場の変動性を活用する戦略を強調している。
メタプラネットは、797 BTCを約137.98億円で取得(1BTCあたり約1731万円)し、2025年の年初来BTCイールド435.9%を達成しました。2025年7月14日現在、当社の保有量は16352 BTCで、約2396.16億円(1BTCあたり約1465万円)で取得しています。 pic.twitter.com/NFBXMYPCKi
— Simon Gerovich (@gerovich) July 14, 2025
メタプラネットの戦略は、かつてのホテル事業からデジタル資産の蓄積へと大きく転換したことを示している。
同社は今後、取得したビットコインを担保として活用し、キャッシュフローを生む事業の買収資金を調達する計画だ。
この動きは、マイクロストラテジー社などの企業と同様に、機関投資家によるビットコイン採用の広範なトレンドを反映している。
ブラックロックやフィデリティといった大手資産運用会社の強気な見通しも、機関投資家の関心をさらに高めている。
購入が行われた同時期、ビットコイン価格は史上最高値となる121,209ドルを記録した。1日の取引高は600億ドルに達し、市場全体の時価総額も2兆4,000億ドルへと拡大している。
米国における仮想通貨関連の規制整備への期待感も市場を後押ししている。
ビットコインETFへの記録的な資金流入と規制の進展は、機関投資家の信頼感を強固にした。
これにより、メタプラネットのような企業が準備資産としてビットコインを採用する動きが加速している。
同社は直近1ヶ月で7,464 BTC、その前の1週間だけでも3,002 BTCを追加しており、急速なペースで保有量を増やしていることが分かる。
アナリストは、メタプラネットの株価(TYO: 3350)について50%の上昇余地があると予測しており、目標株価を2,400円に設定している。
今回の購入により、同社は上場企業として世界有数のビットコイン保有企業としての地位を固めた。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
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