NFT市場大手OpenSeaは、SEAトークン生成イベント前の最終報酬プログラムを発表。ユーザーは取引やタスクで報酬を獲得。
大手NFTマーケットプレイスのOpenSeaは8日、SEAトークンのトークン生成イベント前の最終報酬プログラムを15日に開始すると明らかにした。
プラットフォーム手数料の50%を利用者に還元し、OPトークンとARBトークンで100万ドルの賞金プールを設定している。
— Adam Hollander (@HollanderAdam) September 8, 2025
手数料の半分を利用者に還元
今回の最終段階では、プラットフォーム手数料の50%が利用者への報酬として配分される。
具体的にはNFT取引で1%、トークン取引で0.85%が還元される仕組みとなっている。
OpenSeaのアダム・ホランダーマーケティング責任者は、SEAトークンについて「明確な保有理由と長期的な持続可能性を当初から組み込んだ」と説明した。
利用者はスターター・トレジャーチェストを受け取り、22のブロックチェーンでの取引、日課Voyagesの完了、サプライズのエアドロップShipmentsの収集によってアップグレードが可能となる。
チェストのレベルが報酬の段階を決定し、今後のSEAトークンの割り当て資格に影響を与える構造となっている。
100万ドルのNFTコレクションも始動
同社は報酬プログラムと並行してフラッグシップ・コレクションの設立も発表した。
100万ドルを超える資金で歴史的なNFTや新進アーティストの作品を取得する取り組みで、最初の購入としてCryptoPunk #5273を65ETHで8月25日に取得している。
OpenSeaのデビン・フィンザー最高経営責任者は「NFTは文化だと常に言ってきた。フラッグシップ・コレクションは時代を超えて残ると信じる作品を選ぶことだ」と語った。
また、AI機能を搭載したモバイルアプリOpenSea Mobileのベータ版を9月中旬に開始し、複数のウォレットやチェーン、トークン、NFTを一つの画面に統合する。
OpenSea財団は10月初旬にアルトコインSEAのTGE詳細を発表する予定としている。
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