ビットコインマイニング大手ライオット、460BTC生産も売却増

ビットコインマイニング大手ライオットは12月に460BTCを生産する一方、収益性低下で1818BTCを売却。今後の事業動向に注目が集まる。

星 瑞希 By 星 瑞希 黒川 理佐 Editor 黒川 理佐 Updated 1 min read
ビットコインマイニング大手ライオット、460BTC生産も売却増

Key Notes

  • ライオットは12月に460BTCを生産したが、1818BTCを売却し保有量は減少した.
  • 売却益は約254億円に達し、マイニング収益性の低下に対応した動きと見られる.
  • 今後は月次報告を廃止し、四半期ごとの事業報告に移行すると発表した.

ビットコイン(BTC)マイニング大手のライオット・プラットフォームズは6日、2025年12月の生産状況と保有資産の売却について明かした。

同社は12月に460ビットコインを生産したと報告している。これは前月比で8%の増加となるが、前年同月比では11%の減少となった。

一方で、同社のビットコイン保有量は大幅に減少している。11月末時点の1万9368BTCから、12月末には1万8005BTCへと縮小した。

これは同社が12月中に1818BTCを売却したためだ。生産量を大きく上回る売却を行い、財務基盤の強化を図った形となる。

大規模な売却と収益性の課題

今回の売却により、同社は1億6160万ドルの純収益を得た。平均売却価格は1BTCあたり8万8870ドルだった。

背景には、マイニング収益性の低下が背景にあるとされる。収益性が歴史的な低水準に落ち込む中、現金を確保する必要性が高まっていた。

同社は2024年の大半で生産したビットコインを保有し続けていた。しかし、2025年4月以降は方針を転換し、生産分の多くを売却し始めている。

特に12月は生産量を大幅に超える売却を行い、実質的な売り手となった。これは運転資金を確保するための措置と見られている。

市場では、ビットコイン価格の変動がマイニング企業の財務に与える影響が引き続き注視されている。

ハッシュプライスはサイクルの安値圏で推移しており、厳しい市場環境が続いている。

戦略の転換と今後の報告体制

ライオット・プラットフォームズは、今回の発表をもって月次の生産・運営報告を終了し、今後は四半期ごとの報告に移行する。

新たな報告体制では、全体的な事業パフォーマンスやデータセンター戦略に焦点を当てる。長期的な目標に沿った情報発信を行う狙いがある。

同社は現在、ビットコインマイニングに加え、データセンター開発への事業拡大を進めており、デジタル経済を支えるインフラ事業者としての成長を目指している。

12月のハッシュレートは38.5EH/sで、前月から5%増加した。また、電力クレジットとして620万ドルを受け取っている。

今後は、四半期ベースで開示される事業パフォーマンスと、データセンター戦略の進展が注目される。

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星 瑞希
Coinspeakerニュースライター 星 瑞希

2020年よりブロックチェーン領域への投資をスタート。現在は「Coin Speaker」にて専属ライター兼暗号資産アナリストとして活動中。

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