米マイニング大手ライオットが500BTCをカストディアンへ送金した。半減期後の収益確保に向けた売却の可能性がある。
米マイニング大手のライオット・プラットフォームズは2日、500 BTCを機関投資家向けカストディアンへ送金した。
半減期後の収益確保に向けた動きか
今回、ライオットのウォレットからNYDIG Custodyへ暗号資産(仮想通貨)が移動した。送金されたのは500 BTCだ。当時の価格である約6万1,300ドルで計算すると、総額は約3,070万ドルに相当する。
NYDIGは機関投資家向けの保管サービスや取引実行を提供する企業だ。同社への資金移動は、店頭取引による売却の準備段階と見られることが多い。
仮想通貨取引所のオーダーブックに直接注文を出すのを避け、市場への影響を抑えつつ大口取引を行うためだ。
ライオットは過去にも同様の送金を繰り返している。マイニングで獲得した仮想通貨の一部を定期的に現金化する戦略をとっている。
直近の半減期を経てマイニング報酬が減少する中、事業拡大や運営資金を確保する狙いがあると見られる。
売却以外の可能性と市場への影響
今回の送金について、ライオットからの公式発表は出されていない。カストディアンへの資金移動は、必ずしも即時の売却を意味するわけではない。
資金調達のための担保提供や、内部の資産再配置といった機関投資家向けの業務である可能性も残されている。
現在、マイニング企業はエネルギーコストの上昇と報酬減少の板挟みになっている。そのため、保有するビットコインを売却して手元資金を厚くする動きが業界全体で目立つ。
一方で、機関投資家向けの保管サービスや店頭取引を利用すれば、市場価格への影響を最小限に抑えられる。ライオットの動きはパニック売りではなく、計画的な財務管理の一環と捉える見方もある。
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