
2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。
米ナスダック上場シャープス・テクノロジーは8月28日、4億ドル超の私募増資により調達した資金でソラナ(SOL)を中心とするデジタル資産財務戦略を開始すると明らかにした。
同社は1株6.5ドルでの私募投資により4億ドルの資金を調達。
ワラント行使により最大10億ドルまで調達額が拡大する可能性がある。
調達した資金は主にSOLの公開市場での購入に充てられ、世界最速で最も利用されるブロックチェーンと評価されるソラナエコシステムでの存在感を確立する方針を示した。
シャープス・テクノロジーはこれまで安全注射器製品を手がける医療機器メーカーとして事業を展開してきた。
しかし今回の発表により、同社の事業方向性は大きく転換することとなった。
同社は新たに最高投資責任者として元Web3企業ジャンボのアリス・チャン創設者を迎え入れ、ジェームス・チャン氏を戦略アドバイザーとして招聘した。
チャン氏はモナーク・アセット・マネジメント、パラファイ、パンテラなどの有力資産運用会社と連携し、デジタル資産財務の拡大を推進する。
またスイス・ツークに拠点を置くソラナ財団との間で5000万ドル相当のSOLを15%割引で購入する覚書も締結。
パラファイ、パンテラ、ファルコンXなど暗号資産(仮想通貨)分野の有力投資家が今回の資金調達をサポートしている。
発表当日の8月25日、シャープス・テクノロジーの株価は時間外取引で54%から80%の大幅上昇を記録した。
その後の数日間で株価は大きく変動し、29日には前日比15%下落となる13.55ドルで取引を終えた。
この激しい価格変動は、従来の医療機器企業が新しい仮想通貨の財務戦略に転換することに対する投資家の複雑な感情を反映している。
一部のアナリストは、単一のデジタル資産への大規模な資本配分や価格変動リスクへの懸念を表明している。
同社のポール・K・ダナー執行委員長は「当社の資本基盤と経験豊富なチームにより、差別化された戦略を実行し株主に意義のある長期価値を創出できる」と述べている。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。