ソラナモバイルはSOL Strategiesと提携し、Seekerにモバイルバリデーターを統合。SOLステーキングが可能に。
ソラナモバイルは7日、最新スマートフォンSeekerでSOL Strategiesが運営するバリデーターを通じた手数料無料のステーキング機能を開始した。
利用者は内蔵のSeed Vault Walletから直接ステーキングを実行でき、ステーキング報酬に対する手数料は完全に無料となる。
同バリデーターはISO 27001及びSOC 2の国際認証に準拠しており、モバイル端末からソラナネットワークの保護と収益獲得を可能にする。
内蔵ウォレットから直接ステーキング実行
SOL Strategiesが運営するソラナモバイルバリデーターは、Seekerとシームレスに統合されている。
利用者はSeeker内蔵のSeed Vault Walletを通じて、複雑な設定なしにステーキングを開始できる。
従来のステーキングプラットフォームでは手数料が発生するのが一般的だが、この仕組みではステーキング報酬に対する手数料が完全に撤廃されている。
ユーザーは獲得した報酬を満額受け取ることができ、収益の最大化が図られる。
バリデーター運営においては、ISO 27001やSOC 2といった国際的なセキュリティ認証基準に準拠。
機関投資家レベルのセキュリティ体制を維持しながら、個人ユーザーでも安心してステーキングに参加できる環境を構築している。
ポケットからネットワーク保護と収益獲得
SOL Strategiesによると、利用者はポケットから直接ソラナネットワークを保護し、ソラナ(SOL)収益を獲得できる。
モバイル端末での暗号資産(仮想通貨)ステーキングという新たな体験を提供することで、従来のデスクトップ中心のステーキング環境に変化をもたらす。
Seekerは8月4日から世界50か国以上への出荷が開始されており、15万台の予約注文を記録している。
価格は450ドルから500ドルに設定され、前モデルのSagaより手頃な価格帯となっている。
バリデーターの詳細情報は、SOL Strategiesが運営するstakewiz.comで確認できる。
同社は今回の発表で、モバイルファーストの新しい仮想通貨体験における新たな標準の確立を目指すとしている。
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