
2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。
REXシェアーズとオスプレイ・ファンズは2日、米国初となる現物ソラナステーキングETFのREX-Osprey Solana + Staking ETF(SSK)の取引を開始した。
同ETFは暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)への直接投資と年利7.3%のステーキング報酬を組み合わせた画期的な金融商品。
初日に3300万ドルの取引高と1200万ドルの流入を記録した。
SSKの最大の特徴は、保有するソラナトークンから生まれるステーキング報酬の100%を投資家に月次配分する点にある。
資産の約80%をSOLで構成し、そのうち50%は機関投資家向けバリデーターであるギャラクシーやフィグメントを通じて直接ステーキングされる。
残りの40%はソラナをステーキングする上場投資商品やJitoSOLのようなリキッドステーキングトークンで構成される。
先物ベースのETFとは異なり、CME CFソラナ・ドル・リファレンス・レートに基づくスポット価格モデルにより、コンタンゴ効果を回避し実際の市場価格に近い追従を実現している。
REXファイナンシャルのグレッグ・キングCEOは「これはETFと新しい仮想通貨業界の重要なマイルストーンであり、証券投資家がブロックチェーン固有のリターンにアクセスする方法の先駆的拡張だ」と述べている。
ブルームバーグのエリック・バルチュナスETFアナリストによると、SSKの初日取引高は過去のソラナ先物ETFやXRP先物ETFを大幅に上回った。
一方で、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)のスポットETFには及ばなかった。
この好調なスタートを受け、ソラナ価格は約4%上昇し150ドル台で推移している。
同ETFの承認は、米証券取引委員会(SEC)が5月末に仮想通貨ステーキングは証券法に違反しないとの判断を示したことで実現した。
従来SECが懸念を示していたファンド分類やステーキングメカニズムについて、6月28日に追加コメントなしとの立場を表明し、事実上のゴーサインとなった。
アンカレッジ・デジタルのネイサン・マッコーリーCEOは「ステーキングは仮想通貨ETFストーリーの次章だ」と述べ、今回のローンチをデジタル資産の決定的瞬間と評価している。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
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