米企業のストラテジーは1日、ビットコイン(BTC)の追加購入を完了し、合計保有量が65万BTCに達したことを伝えました。
同社は、ビットコインの長期的な投資戦略を実施しており、2020年から積極的に暗号資産(仮想通貨)を蓄積しています。
今回のストラテジーの動きを受けて、ビットコインに対する関心が再び高まっており、関連銘柄であるBitcoin Hyper(HYPER)に大規模な資金が流入しています。
ストラテジー社が現在のBTC保有量を公表する前の11月末、共同創設者であるマイケル・セイラー氏は、ソーシャルメディア上でビットコイン関連のデータを共有しました。
今回の投稿は、過去の事例から同社による購入の前兆として捉えられており、12月1日までにビットコインの追加購入が行われることが予想されていました。
ストラテジー社は、自社株が純資産価値を上回る際に資金調達を行い、その資金でビットコインを購入する手法を取っています。これにより、1株あたりのビットコイン保有量を着実に増加させています。
この独自の戦略により、同社は世界最大のビットコイン保有企業としての地位を確立しています。
市場の投資家たちも、セイラー氏の購入シグナルの後に買い増しが行われる規則的なパターンを強く信頼しており、長期的な視点での仮想通貨投資を高く評価しています。
ストラテジー社は1日、2025年度のガイダンスを更新し、12月31日までにBTCが8万5000ドルから11万ドルあたりで推移すると予想しています。
また、このBTC価格予測に基づいて、22~26%のビットコイン利回りを達成する目標を掲げています。この長期的な計画には、ビットコイン半減期のサイクルも考慮されています。
さらに、同社には年間7億5000万ドルから8億ドルの配当金支払い義務がありますが、これらをビットコインの売却ではなく、株式発行を中心に補う方針も共有しています。
セイラー氏は、ビットコインの売却は最後の手段であることを強調しており、ビットコインの長期保有という企業戦略を改めて示しました。
ストラテジー社は、BTC Creditと呼ばれる新たなダッシュボードを公開し、配当支払い能力の持続性を公開しています。
これによって、ビットコインの価格が2万5000ドルまで下落したとしても、企業財務は健全であることが証明されています。

ストラテジー社のビットコイン戦略が話題になる中、ビットコインの機能を拡張する新しいプロジェクトとして、Bitcoin Hyperが注目を集めています。
同プロジェクトは、ビットコインの独自レイヤー2ネットワークを開発しており、BTCネットワーク上で、高速かつ低コストな取引、ステーキング、DeFiアプリの運用を実現することを目指しています。
レイヤー2には、高スループットのSVMエンジン(ソラナ仮想マシン)が搭載されており、ビットコインをプログラム可能な環境へと進化させられる高いポテンシャルがあります。
ユーザーは、保有BTCをブリッジを通じてビットコインのレイヤー1にロックすると、同等の価値を持つラップドBTCが瞬時に発行され、DeFiやdAppsで活用することができます。
現在は、エコシステムの基軸通貨となるHYPERのプレセールが実施されていますが、すでに2880万ドル(約44億6000万円)を超える資金が集まっており、大口投資家による大規模購入も確認されています。
このトークンは、ネットワーク内の取引手数料、ステーキング報酬、ガバナンス投票などに使用される予定です。
ビットコインの可能性をさらに引き出すプロジェクトとして、多くのBTC投資家がBitcoin Hyperの今後に注目しており、強気な価格予測も行われています。
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