
暗号資産業界で5年以上の取材・執筆経験を持つフリーランスライター。ブロックチェーン技術の仕組みから最新のDeFiプロジェクト、NFT市場の動向まで幅広くカバー。複雑な技術概念を分かりやすく解説することを得意とし、初心者から上級者まで読者のレベルに合わせた記事執筆を行う。
米ソフトウェア企業のストラテジー社は7月31日、2025年第2四半期決算を発表し、100億ドル(約1兆5,000億円)の純利益を計上した。
この好調な業績は、同社が保有する暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)の価格上昇が主な要因である。
第2四半期の純利益は、前年同期の1億260万ドル(約154億円)の純損失から大幅な黒字転換となった。
この背景には、同四半期におけるビットコイン価格の約30%の上昇がある。これにより、同社が保有するビットコインの評価益は140億ドル(約2兆1,000億円)に達した。
同社のマイケル・セイラー執行会長が主導する積極的なビットコイン購入戦略が、今回の記録的な利益に大きく貢献した形だ。セイラー氏のこの戦略は、他の企業にも影響を与えており、仮想通貨投資への関心を高める一因となっている。
ストラテジーは2020年以降、継続的にビットコインを買い増している。この四半期も株式発行で得た資金を活用し、仮想通貨ビットコインの保有量を拡大した。
四半期末の保有量は59万7,000 BTCとなり、7月末時点では合計62万8,791 BTCに達している。これは四半期間で約20%の増加を意味する。
同社の第2四半期の売上高は1億1,449万ドル(約172億円)で、市場予想をわずかに上回った。1株当たり利益(EPS)は32.60ドルだった。
今後の見通しとして、同社は通年のビットコイン利回り目標を従来の25%から30%に引き上げた。年末までにビットコイン価格が15万ドルに達した場合、2025年通期の純利益は240億ドルを見込んでいる。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
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