
2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。
アラブ首長国連邦(UAE)の政府系銀行RAKBANKは29日、欧州の暗号資産(仮想通貨)取引所ビットパンダと提携し、個人顧客向けの仮想通貨取引サービスを開始した。
同行グループのラヒール・アーメッドCEOによると、UAEで初めて従来型銀行が顧客に対し、モバイルアプリを通じた直接的なデジタル資産アクセスを提供することになった。
取引はビットパンダブローカーMENA DMCC経由で実行され、ドバイ仮想資産規制庁の監督下で運営される。
ビットパンダは既にドイツとオーストリアで規制を受けており、ドイツ銀行やライファイゼン銀行などの金融機関との提携実績を持つ。
顧客は外部の取引所への送金や外貨両替を必要とせず、自身の銀行口座からUAEディルハムで直接ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、リップル(XRP)の売買・交換が可能となる。
この統合により、顧客は貯蓄口座や当座口座から直接暗号資産取引を実行でき、外部プラットフォームへの資金移動が不要となる。
RAKBANKのアーメッドCEOは「顧客により効率的でシームレスな、完全に規制されたAED建ての仮想通貨売買体験を提供する」と述べている。
今回の取り組みはUAEの金融技術戦略の一環として位置づけられる。
ドバイのDMCC自由貿易区域には既に600を超える暗号資産関連企業が拠点を構えており、同国は規制されたデジタル資産サービスのグローバルハブとしての地位確立を目指している。
サービスは当初招待制で開始され、数か月以内により幅広い顧客層への展開が予定されている。
ビットパンダのルーカス・エンツァースドルファー・コンラッド副CEOは「地域におけるデジタル資産の重要な瞬間」と評価。
安全で規制された方法での新しい仮想通貨の提供モデルを示すものと位置づけている。
同行の取り組みは他のUAE金融機関にとって先例となる可能性があり、今後18か月以内に少なくとも3つの大手銀行が類似サービスを導入する可能性があると分析されている。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
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