REXシェアーズ、米国初のソラナステーキングETFローンチへ

Updated 11時間 ago by · 1 min read

REXシェアーズが米国初となるソラナのステーキングに特化した仮想通貨ETFのローンチ計画を発表した。市場の関心が高まる。

資産運用会社REXシェアーズは28日、米国初のソラナステーキングETF「REX-Osprey SOL + Staking ETF」のローンチ計画を明かした。

同ETFはソラナ(SOL)の価格動向を追跡しながら、オンチェーンステーキングで利回りを生成する。

同社は「利回りを生み出す暗号資産(仮想通貨)エクスポージャーの新時代がここにある」と表明。

従来のスポット型ETFとは一線を画すステーキング重視の商品設計を強調した。

規制回避の独自戦略と承認プロセス

REXシェアーズは従来の19b-4承認プロセスを回避し、投資会社法1940年に基づく申請手法を採用した。

この戦略により、通常のETF承認に必要な長期審査を短縮し、迅速な市場参入を実現している。

同社はケイマン諸島の完全子会社を通じてソラナの取得とステーキングを実行する構造を採用。

この間接的なアプローチは、米国内でのステーキング活動に対する規制制限を巧妙に回避する賢い法的回避策として業界専門家から評価されている。

ETFは保有資産の少なくとも80%をソラナ取得に当て、そのうち50%以上をステーキングに充当予定。

ステーキングで得られた報酬は配当として投資家に分配される仕組みで、従来のETF構造とは異なるC法人形態を採用している。

新たな仮想通貨の選択肢として期待

このETFは、現在市場で唯一利用可能なVolatility Sharesのソラナ先物ETFに加わる形で、SOL価格を追跡する数少ないファンドとなる。

ステーキングによる利回り生成を差別化要因として、個人投資家により多様な新しい仮想通貨の選択肢を提供する。

REXシェアーズは並行してイーサリアム(ETH)のステーキングETFも準備中。

ステーキングを基盤としたアルトコイン商品の拡大戦略を進めている。

両ファンドともCboe BZX取引所での上場を予定している。

最近、SECがプルーフオブステークネットワークでのステーキング活動の多くが証券に該当しないとの見解を示したことが、こうした商品開発の追い風となっている。

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