
2021年から仮想通貨投資を始め、数十のプロジェクトをリサーチ・利用。メルマガやSNSで最新情報を発信し、信頼を集める。2025年よりCoinspeaker参画。鋭い分析で、初心者から上級者まで役立つ情報を提供。
決済大手Visaは7月31日、ステーブルコイン決済プラットフォームを拡大し、ペイパルUSD(PYUSD)、グローバル・ドル(USDG)、EURCを新たに追加した。
また、対応するブロックチェーンにステラとアバランチが加わり、国境を越えた決済の効率化とオンチェーン取引の強化を図る。
Visa has officially added Avalanche as a supported blockchain for stablecoin settlement.
This is a huge milestone for Avalanche’s role in connecting onchain capital with real-world payments. 🧵👇 pic.twitter.com/DRPSoQDoqQ
— Avalanche🔺 (@avax) July 31, 2025
今回の拡大により、Visaのプラットフォームは既存のUSDCに加え、4種類のステーブルコインに対応する。
ブロックチェーンも従来のイーサリアムとソラナに、ステラとアバランチが加わり、合計4つとなった。
Visaは、USDGとPYUSDの統合でパクソス社と、EURCの統合ではサークル社と直接提携している。
これにより、世界中のパートナー企業は、より迅速で円滑な取引決済が可能になる。
この動きは、国境を越えた決済手段としてのステーブルコインに対する機関投資家の需要の高まりを反映している。
Visaは、従来の法定通貨システムに代わる効率的な選択肢を提供することで、この需要に応える狙いだ。
また、シンガポールの規制環境下で、ロビンフッドやクラーケンなどが参加するグローバル・ドル・ネットワークと提携。有利な法域での国際的な調達を重視する戦略的な側面もうかがえる。
米国のGENIUS法のような法整備が進み、ステーブルコインの制度的利用が明確化されたことも、普及を後押しする要因となっている。
ステラとアバランチは、その高速処理能力と低コストな取引手数料が評価され、今回新たに追加された。
アバランチは1秒未満のファイナリティを、ステラは低コストの少額決済を実現する。
これらは、分散型金融(DeFi)で広く利用されるイーサリアムやソラナを補完する役割を担う。
広く使われる一方で、ネットワークの混雑が課題となる場合があるためだ。
さらに、米ドルに裏付けられたコインに加え、ユーロ連動のEURCを導入したことで、多通貨での決済機能が強化された。
これは、Visaがすでに提供している25以上の法定通貨サポートと連携する動きといえる。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
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