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分散型金融(DeFi)大手のAaveは18日、KelpDAO関連で発生した大規模な資金流出への対応措置を実施した。
Kelp DAOのインフラが攻撃され、約11万6500rsETHが不正に引き出された。被害額は約2億9200万ドルに上る。
攻撃者は資金の出所を隠すため、暗号資産(仮想通貨)ミキシングサービスを利用して周到に準備を進めていた。
盗まれたrsETHは直接売却されず、Aaveなどのレンディングプラットフォームに担保として預け入れられた。攻撃者はこれを元手に、ラップド・イーサリアム(WETH)などを大量に借り入れた。
結果として、Aave単体で約2億3600万ドルの不良債権が発生し、DeFi全体に波紋を広げている。
この事態を受け、Kelp DAOは関連するスマートコントラクトを直ちに停止した。Aaveの運営チームも迅速に動き、すべてのrsETH市場を凍結して被害の拡大を防いでいる。
Aaveがユーザーに資金の引き出しを警告したことで、市場に急速なパニックが広がった。
著名な仮想通貨起業家のジャスティン・サン氏を含む大口保有者が、一斉に資金を安全な場所へ移動させた。同氏は約1億5400万ドル相当のイーサリアムを引き出し、他プロトコルへ移管している。
この動きは、彼が創設したトロン(TRX)のエコシステムにも警戒感をもたらした。
この大規模な資金移動は、連鎖的な流動性危機を引き起こした。数時間のうちに、Aaveから54億ドル以上のETHが流出する前代未聞の事態となった。
プラットフォーム上のETH利用率は100%に達し、実質的に貸し出し可能な資金が完全に枯渇している。
影響は広範囲に及び、Aaveの独自トークンであるAAVEの価格は最大20%下落した。
一方で、資金の逃避先となった他のプラットフォームでは、預入金利が130%に急騰するなどの異常事態が起きている。Aaveは現在、5000万ドルの安全モジュールを活用した損失補填を慎重に検討中だ。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
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