米ビットデジタル、BTCマイニング事業撤退|ETH・AIに転換

ビット・デジタルがBTCマイニングからの完全撤退を発表。イーサリアムとAIインフラ事業を柱とする戦略的資産企業へ転換する。

赤松 柊弥 By 赤松 柊弥 黒川 理佐 Editor 黒川 理佐 Updated 1 min read
米ビットデジタル、BTCマイニング事業撤退|ETH・AIに転換

Key Notes

  • ビット・デジタルがビットコインマイニング事業からの完全撤退を発表.
  • イーサリアムとAIインフラを柱とする戦略的資産企業へ転換.
  • 15万ETH以上を保有し、AI企業WhiteFiberの株式も長期保有する方針.

米ナスダック上場のビット・デジタルは29日、株主書簡を公開し、ビットコイン(BTC)マイニング事業から正式に撤退すると明かした。

同社は今後、イーサリアム(ETH)関連事業とAIインフラ事業への戦略的転換を進め、戦略的資産企業(SAC)へと生まれ変わる。

15万ETH以上を保有、長期戦略を明示

サム・タバCEOの書簡によると、2025年を決定的な年と位置づけ、持続的な価値創造に見合わない事業からの撤退を完了。

イーサリアムを通じたプログラマブルな金融基盤と、AIインフラによる自動化という2つの分野に資本と運営を集中させている。

従来のビットコインマイニング事業からの脱却は、収益構造の安定化に寄与する。

第3四半期時点で15万ETH以上を保有しており、その大部分はステーキングに回されている。

この保有量は、将来的なイーサリアム価格の上昇を見込んだものとも言える。

プロトコルネイティブな報酬を生成しながら、流動性と機関投資家向けのカストディ基準を維持する方針だ。

同社はETHを単なるトークンではなく、決済・コンピューティング・資本市場にわたる長期的な関連性を持つ「プログラマブルな金融インフラ」と位置づけている。

暗号資産(仮想通貨)市場において、インフラ参加型の戦略を採用する企業として注目される。

AIインフラへの投資も本格化

AIインフラの展開に向けては、ホワイトファイバーの過半数株式を確保。

書簡では、2026年中にホワイトファイバーの株式を売却する予定はなく、事業拡大の中で長期的なオーナーであり続ける意向が明記された。

この変革の資金調達として、同社は無担保転換社債の発行を実施。

財務の柔軟性を維持しながら資本を調達することに成功している。

2026年は「変革から実行へ」移行する年とし、持続可能なキャッシュフローを通じて成長資金を自ら賄う能力の強化に重点を置くとしている。

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赤松 柊弥
Coinspeakerニュースライター 赤松 柊弥

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。

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