BitMineのトム・リー会長は授権株式数を500億株に増やす賛成を株主へ。ETH価格上昇で株式分割や柔軟性の確保が狙い。
米ナスダック上場のビットマイン・イマージョン・テクノロジーズのトム・リー会長は3日、授権株式数を現行の5億株から500億株へ引き上げる提案への賛成を株主に呼びかけた。
同社は世界最大のイーサリアム(ETH)財務保有企業として411万ETH(総供給量の約3.41%)を保有。
リー氏は2026年初頭にETH価格が7000〜9000ドルに達すると予測した。
加えて、株価上昇時の株式分割に備えた措置と説明している。
株式分割と資金調達に備えた授権枠拡大
今回の提案は発行可能な株式の上限枠を広げるもので、直ちに500億株を発行するわけではないとリー氏は声明で説明。
同社の株価はETH価格に連動する傾向があり、リー氏の予測通りETHが上昇すれば株価も高騰する見込みだ。
リー氏は投資家が購入しやすい価格帯(25ドル程度)を維持するには株式分割が必要になると指摘。
ETHが2万2000ドルなら20対1、6万2000ドルなら60対1、25万ドルなら100対1の分割が必要となり、現在の発行済株式数約4億2600万株を考慮すると500億株の授権枠が不可欠となる。
株主総会での投票期限は14日、年次総会は15日にラスベガスで開催予定。
キャシー・ウッド氏ら機関投資家が支持
ビットマインのETH財務戦略は、アーク・インベストのキャシー・ウッド氏、クラーケン、ギャラクシー・デジタルなど著名機関投資家から支持を集めている。
アーク・インベストは2025年7月に約1億8200万ドル相当のBMNR株を取得した。
同社はマイケル・セイラー会長率いるストラテジーのビットコイン(BTC)財務戦略をモデルに、ETH版としての地位確立を目指す。
リー氏の呼びかけを受け、同社株価は9%以上上昇。
総供給量の5%取得を目標に掲げ、アルトコインETH買い増しを継続する方針だ。
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