イーサリアムETF、9月にBTC超えか|供給量シェアで逆転予測

12時間 ago by · 1 min read

イーサリアムETFのETH総供給量に占める割合が急増。現在のペースでは9月にもビットコインETFを上回る見通し。

データアナリストのhildobbyは18日、イーサリアムETFの総供給量に占める保有シェアが、9月にもビットコインETFを上回る可能性があるとの分析を示した。

Dune Analyticsのデータによると、現在ビットコインETFは総供給量の6.38%を保有する一方、イーサリアムETFは5.08%にとどまっている。

しかし、イーサリアムETFの成長ペースは顕著で、2025年2月時点の350万ETHから8月18日時点で652万ETHまで急拡大した。

わずか半年で保有量がほぼ倍増しており、機関投資家によるイーサリアム(ETH)集積の勢いがビットコイン(BTC)を上回っていることが分かる。

運用資産残高が史上最高を更新

イーサリアムの機関投資家需要の高まりは、ETFの運用資産残高(AUM)の推移からも明らかになっている。

CoinSharesのデータによると、8月8日終了週にイーサリアム投資商品は2億6800万ドルの資金流入を記録し、ビットコインを含む暗号資産(仮想通貨)中で最大となった。

この結果、年初来流入額は過去最高の82億ドルに達し、総運用資産は326億ドルと史上最高を更新した。

2025年だけで82%の増加を記録しており、機関投資家の強い信頼を示している。

機関投資家の関心がビットコインからシフト

現在の市場動向は、機関投資家の暗号資産に対する見方の構造的変化を反映している。

8月18日には両ETFとも資金流出を経験したが、イーサリアムETFは1億9700万ドルの流出で史上2番目の規模となり、ビットコインETFの1億2200万ドルを上回った。

それでも、先物市場ではETH/BTC建て玉残高比率が0.71まで上昇し、14か月ぶりの高水準に達している。

また、ETH/BTCペアは年初来高値の0.0368まで上昇しており、4月の6年ぶり安値から大幅に回復している。

SoSoValueによると、8月18日時点でイーサリアムETFの総価値は277億4000万ドルに達し、時価総額5170億ドルを超えるイーサリアム全体の5.34%を占めている。

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