米上場企業フォワード、ソラナ保有で10億ドルの含み損

5時間 ago by · 1 min read

米上場企業のフォワード・インダストリーズが、保有するソラナの価格下落により約10億ドルの含み損を抱えていることを報告。

米上場企業のフォワード・インダストリーズは12日、保有する暗号資産(仮想通貨)の状況を開示した。

大規模なソラナ保有と巨額の含み損

フォワード・インダストリーズは、ソラナ(SOL)に特化した事業戦略を展開している。

同社はギャラクシー・デジタルなどの主導で約16億5000万ドルの資金調達を実施した。この資金を活用し、公開市場の投資家に代わって大規模な仮想通貨の取得とステーキングを進めている。

15日時点の開示資料によると、同社は約697万SOLを保有している。平均取得単価は約232.08ドルと高水準だ。

取得単価が現在の流通市場における取引価格を大きく上回っており、含み損は約10億ドルに達するとみられる。

2025年末までの四半期決算では、5億8565万ドルの純損失を計上した。このうち5億6021万ドルは、保有資産の価値下落によるものだ。

同期間に1738万ドルのステーキング報酬を得たが、損失を補うには至っていない。

市場変動リスクとステーキング戦略の課題

巨額の損失は、単一の資産に集中して資金を投じていることが主な要因だ。約700万トークンという規模のため、わずかな価格下落でも数億ドル単位の損失として会計上認識される。

仮想通貨市場の価格変動や規制の不透明感に加え、含み損が即座に業績へ反映される会計基準も影響している。

同社は保有するソラナのほぼすべてをステーキングに回している。年間利回り6.73%で運用し、価格変動リスクの軽減を図る狙いだ。

しかし、取得単価を大きく下回る現状では、利回り収益だけで損失をカバーするのは難しい状況が続いている。

世界最大の上場ソラナ保有企業として、同社の動向には市場の関心が集まっている。著名な仮想通貨関連企業が資金調達を主導したこともあり、同社の業績はソラナを活用した財務戦略のリスクを示す指標となっている。

バリデーターへの委任を通じてネットワークのセキュリティに貢献する一方で、価格変動リスクをどう管理するかが今後の課題となる。

Share:
Exit mobile version