ハッシュポート、ウォレット内でJPYCの発行・償還を可能に

ハッシュポートは、自社のウォレットアプリ内で日本円ステーブルコインJPYCの発行と償還が完結する新機能を13日から提供する。

細川 唯 By 細川 唯 黒川 理佐 Editor 黒川 理佐 Updated 1 min read
ハッシュポート、ウォレット内でJPYCの発行・償還を可能に

Key Notes

  • ハッシュポートはウォレットアプリ内でJPYCの発行と償還ができる新機能を13日から提供する.
  • アプリ内で日本円ステーブルコインの手続きが完結する機能は国内初の取り組みとなる.
  • 一般ユーザーが仮想通貨を日常的に利用する際のハードルを下げ、利便性を向上させる狙いがある.

ハッシュポートは1日、自社のウォレットアプリ内で日本円ステーブルコインの発行と償還ができる新機能を13日から提供開始すると明かした。

アプリ内で完結する国内初の機能

今回、同社が開発したノンカストディアルウォレット「HashPort Wallet(ハッシュポートウォレット)」に、新たな連携機能が追加される。

日本円ステーブルコインJPYCの発行と償還を行う専用プラットフォーム「JPYC EX」と直接接続する仕組みだ。

ウォレットアプリの内部で日本円ステーブルコインの発行から償還までの手続きを完結できる機能は、国内初の取り組みとなる。

ユーザーはアプリのホーム画面に設置された専用ボタンから、アプリ内ブラウザを通じてスムーズに手続きを進めることができる。

新機能を利用することで、アカウントの連携や発行予約、トークンの受け取り、償還予約を一貫して行えるようになる。

13日のサービス開始時点では、ポリゴン(POL)ネットワーク上で発行されるJPYCのみに対応する予定だ。

今後の需要やエコシステムの発展状況に応じて、他のブロックチェーンへの対応拡大も検討されている。

日常利用のハードル低下に期待

今回の機能追加は、一般ユーザーが暗号資産(仮想通貨)を日常の生活で利用する際のハードルを下げることを目的としている。

外部のブラウザやアプリに画面を切り替えることなく一連の手続きが完了するため、利用者の利便性が大きく向上する。

国内では現在、共通ポイントをJPYCに交換するサービスや、自動販売機での決済実験など、ステーブルコインの実用化に向けた動きが活発化している。

ウォレットと発行プラットフォームのシームレスな連携は、こうした日常的な決済需要の高まりに応えるものだ。

ただし、新機能を利用するためには事前の準備が必要となる。ユーザーはあらかじめJPYC EXのプラットフォーム上でアカウント登録を済ませておかなければならない。

安全な取引環境を維持するため、本人確認や銀行口座の登録も必須条件として求められる。

ハッシュポートは近年、自社ウォレットの対応資産を積極的に拡充している。

ビットコイン(BTC)などの主要銘柄に加え、法定通貨に連動するステーブルコインの機能を強化してきた。

実用性の高い機能を提供することで、新規ユーザーと既存の仮想通貨ユーザーの双方を獲得する構えだ。

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細川 唯
Coinspeakerライター 細川 唯

Coinspeakerのクリプトライター。難解なブロックチェーン技術や仮想通貨のトレンドを、かみ砕いて伝えることを大切にしています。初心者向けの基礎から上級者向けの応用知識まで、読者のリテラシーに応じた記事を日々執筆しています。

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