Coinspeaker Japanライター。2021年頃から仮想通貨、ビットコイン投資をスタート。ブログ運営しながら、暗号資産に関する知識を深め、最新テクノロジーも勉強。仮想通貨の大手メディアで多数記事を執筆。専門分野は仮想通貨全般に加え、WEB3やNFTなど。
ロシア最大の銀行であるズベルバンクは6日、自社のモバイルアプリに暗号資産(仮想通貨)ウォレットを導入する計画を発表した。
ズベルバンクのキリル・ツァレフ第一副会長が、金融会議の場で詳細を明らかにした。2026年9月に施行予定のデジタル資産に関する新法案に合わせた動きとなる。
12月1日を目標に、消費者向けバンキングアプリなどに仮想通貨ウォレットと保管サービスを統合する。このウォレットでは、ビットコインなどの主要な暗号資産がサポートされる予定だ。
アプリストアの審査状況によっては、Android版がiPhone版より先行して提供される可能性がある。新たな規制枠組みでは、仮想通貨の取引や保管、法定通貨への交換が認可制となる。
政府は、デジタル資産を正式な金融システムに組み込む方針だ。
国内での決済利用は禁止されるものの、通貨型資産としての売買が認められる見通しだ。こうした規制の明確化が、大手金融機関の市場参入を後押しする形となっている。
ズベルバンクはすでに企業向けの関連サービスを試験的に導入しており、個人向けへの拡大を図る。新法の施行後、数ヶ月の移行期間を経て本格的なサービス展開が始まる。
認可を受けた金融機関が仲介することで、利用者は安全にデジタル資産を管理できるようになる。
新法案では、個人投資家向けの取引に年間約30万ルーブルの上限が設けられる見込みとなっている。ズベルバンクは、この規制下で個人投資家の需要を取り込む構えだ。
さらに、海外の仮想通貨取引所を利用するロシア人ユーザーに対し、国内の仲介者として機能することも検討している。
海外プラットフォームの利用に関する具体的なルールは、今後の法整備に依存する。
ロシア国内ではデジタル資産市場の法制化に向けた動きが急速に進んでおり、VTBやTバンクグループといった他の大手銀行も、仮想通貨の保管サービスの設立に向けた準備を進めている。
将来的には、イーサリアムなどのスマートコントラクト基盤の資産にも対応する可能性がある。
モスクワ証券取引所も2026年末までに仮想通貨関連の事業を開始する意向を示している。金融機関による市場参入が相次ぐ中、ズベルバンクの取り組みは業界全体の指標となる。
政府が推進するデジタルルーブルの導入と並行して、ロシアのデジタル資産市場は新たな局面を迎える。また、価格変動の少ないステーブルコインの活用も議論されている。
規制された環境下でのインフラ整備が進むことで、市場の透明性向上が期待される。国家主導の枠組みの中で、デジタル資産の取り扱いがどのように定着していくか注目が集まる。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
Coinspeaker Japanライター。2021年頃から仮想通貨、ビットコイン投資をスタート。ブログ運営しながら、暗号資産に関する知識を深め、最新テクノロジーも勉強。仮想通貨の大手メディアで多数記事を執筆。専門分野は仮想通貨全般に加え、WEB3やNFTなど。