BitMineは16日、135135ETHを追加取得し、総保有量は129.7万ETH(約8490億円)となった。
世界最大のETH保有企業として地位を確立
ビットマインは6月末にイーサリアムトレジャリー戦略を開始して以来、わずか7週間でゼロから117万4000ETH超まで拡大し、世界最大の企業によるイーサリアム保有主体となった。 同社は元々ビットコインマイニング企業として事業を展開していたが、現在はマイニングやインフラ事業を持たず、暗号資産(仮想通貨)の保有と運用に特化するデジタル資産トレジャリー(DAT)として機能している。 イーサリアム供給量の約1%を保有する規模となり、最終的に5%の取得を目標としている。イーサリアム関連ニュース
BitMine、2時間で約2億円相当のイーサリアムを大量取得
イーサリアム財務企業BitMine管理下のBitGoウォレットは15日、暗号資産(仮想通貨)企業ギャラクシー・デジタルのOTCアドレスから2万8650ETHを受領した。これは、ブロックチェーン分析企業Arkhamのデータで確認された。また、取引は過去2時間以内に行われたとされ、機関投資家によるイーサリアム蓄積の動きが一層鮮明になっている。
イーサリアム、ステーキング解除待ち急増|過去2番目の規模
イーサリアムのバリデーター退出待機量が14日に約69万9600ETHに達し、ネットワーク史上2番目の規模となった。ETH価格が4700ドル超に上昇し過去最高値に迫る中、利益確定を狙うバリデーターの退出申請が急増した。特に8月14日直前2日間で約21万7000ETHが退出キューに追加された。一方、新規ステーキングは約10万ETHにとどまり大きな不均衡が発生している。ネットワークの安定性には影響していない。
シャープリンク、第2四半期決算公開|イーサリアム72万枚保有
イーサリアム財務戦略企業シャープリンク・ゲーミングは15日、2025年第2四半期決算を発表。72万8804ETH(約33億ドル)を保有し、世界有数の企業ETH保有者となった。26億ドル超でETHを取得しステーキング運用するが、ETH価格下落による減損で1億340万ドルの純損失を計上。発表後株価は12%超下落したが、経営陣は長期価値創出を優先する姿勢を強調している。
英大手銀行、ETH価格予想を上方修正|2025年末に7500ドルへ
英大手銀行スタンダードチャータードは13日、イーサリアム2025年末目標価格を4000ドルから7500ドルへ87.5%上方修正した。企業財務部門とETFが6月以降、流通量の3.8%を取得し、ビットコイン最速蓄積ペースの2倍に達している。ビットマインやシャープリンクなど主要企業の計画配分額は304億ドルに上る。ステーブルコイン市場拡大とFusakaアップグレードも価格押し上げ要因となっている。
