イーサリアムの初期投資家が、8年間休眠していたウォレットから約9億1500万円相当のETHを取引所に送金し、市場が注目。
An #Ethereum ICO participant just woke up after nearly 8 years of dormancy, depositing 1,500 $ETH($6M) to #Kraken for the first time.
— Lookonchain (@lookonchain) October 29, 2025
This OG (0x3690) received 20,000 $ETH at genesis, with a purchase cost of $6.2K, now worth $80.42M — a 12,971x return.https://t.co/zf7x45sZN5… pic.twitter.com/tHm6iVxQd2
6200ドルが8000万ドル、驚異的なリターン率
Onchain Lensの報告によると、このウォレットアドレス「0x60D…E932」は2018年1月以来約8年間にわたり休眠状態にあった。 このアドレスは2014年に行われた将来性が高いイーサリアムのICOに参加した初期投資家のものと特定されている。 Nansenが検証した取引履歴データでは、このアドレスはICO当時にわずか6220ドルで2万ETHを取得していた。 現在の保有資産評価額は約8030万ドルに達し、当初の元本に対して約1万2914倍という驚異的なリターンを記録している。イーサリアム関連ニュース
シャープリンク、2億ドル相当のETHをレイヤー2のLineaで運用
シャープリンク社は28日、2億ドル相当のイーサリアムをコンセンシス開発のLineaネットワークに展開すると発表した。適格カストディアンのAnchorage Digital Bankを通じて保有し、機関投資家レベルのインフラでオンチェーン利回り最適化を目指す。戦略は3つの利回り源で構成され、PoSステーキング報酬、EigenCloudのAVSによるリステーキングインセンティブ、Lineaとether.fiからのエコシステムインセンティブを組み合わせる。企業の暗号資産戦略における新たな可能性を示す取り組みだ。
再試行
イーサリアム、51%攻撃には強固もオフチェーン資産にリスクか
イーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏は26日、ブロックチェーンのセキュリティに関する重要な警告を発した。同氏は、悪意ある攻撃者がネットワークの51%を支配しても不正なブロックや資産盗難は不可能だと強調する一方、オフチェーン領域では状況が異なると指摘した。クロスチェーンブリッジなど外部システムでは51%の共謀が発生すれば資産喪失のリスクがあり、イーサリアム本体の保護は及ばないと明確に述べた。
イーサリアム財団、大型アプデ「Fusaka」を最終テストで起動
イーサリアム財団は28日、次期大型アップグレード「Fusaka」を最終テストネットHoodiで起動させた。年内のメインネット実装に向けた最終段階で、開発者は12月3日の起動を暫定予定している。最大の注目点はPeerDASの実装で、ノードがブロブデータの8分の1のみを保存し、最大8倍のスループット向上を実現する。またブロックのガスリミットが4500万から6000万ユニットに引き上げられ、ネットワークの処理能力が大幅に向上する見込みだ。
