分析企業グラスノードは、ビットコインが消耗の兆候を示していると報告。長期保有者の利確が進み、市場が冷却段階に入る可能性を指摘。
From Rally to Correction#Bitcoin shows exhaustion post-FOMC as LTHs realized 3.4M BTC in profit and ETF inflows slowed. With spot and futures weak, $111k STH cost basis is key support or risk downside.
— glassnode (@glassnode) September 25, 2025
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過去の天井と類似する市場パターン
グラスノードは実現損益率が今回のサイクルで3度目の極端な水準に達したと指摘。 移動コインの90%以上が利益確定で処理される状況が3回発生し、市場はこの3回目のピークから後退局面に入っている。 相対力指数(RSI)は47.4から35.8へと売られ過ぎ領域まで低下し、約11万2000ドルの主要支持線を下回る展開となった。 現物取引量(CVD)はマイナス1億710万ドルからマイナス2億2000万ドルへと急落し、売り圧力の強まりを示している。 ETFへの資金流入も著しく鈍化しており、1日平均2600BTCから7日平均でほぼゼロまで減少。 同時に先物市場の建玉は456億ドルから449億ドルに減少し、レバレッジをかけた強気需要の後退を反映している。ビットコイン関連ニュース
アーサー・ヘイズ氏、ビットコイン340万ドル到達を予測
BitMEXのアーサー・ヘイズ元CEOが23日、トランプ政権下での大規模金融緩和により、ビットコインが理論上340万ドル(約5億円)に達する可能性があると分析した。2028年までの信用創造15兆ドルと過去の相関関係を基にした計算だが、同氏は実際の到達は否定し現在の11万5000ドルより著しく高くなると予想。
米議員、401kへのビットコイン導入をSECに要請
米国の超党派議員団9人が22日、SECに対し401(k)退職金制度での仮想通貨アクセス実現を求める公式書簡を送付した。トランプ大統領が8月7日に署名した「401(k)投資家向け代替資産へのアクセス民主化」大統領令の速やかな実施をアトキンスSEC委員長に要請している。
ブラジルOranjeBTC、国内最大のビットコイン保有上場企業に
ブラジルのOranjeBTCが24日、同国B3証券取引所への10月初旬上場を発表した。既存上場企業Intergrausとのリバースマージャーにより実現し、合併完了後は3650BTC(約4億1000万ドル相当)を保有してブラジル最大のビットコイン保有上場企業となる計画。