シバイヌ、ブリッジ攻撃で資金流出|ミームコインへの影響は?

シバイヌL2「Shibarium」がフラッシュローン攻撃を受け、100万ドル超の資金が標的に。迅速な対応で被害を食い止め。

赤松 柊弥 By 赤松 柊弥 黒川 理佐 Editor 黒川 理佐 Updated 1 min read
シバイヌ、ブリッジ攻撃で資金流出|ミームコインへの影響は?

シバイヌ(SHIB)のレイヤー2であるShibariumのブリッジが13日、フラッシュローンを利用した攻撃を受け、約240万ドル相当の資産が流出した。

攻撃者は460万BONEトークンを使ってバリデーターの過半数制御を獲得し、ブリッジから資産を不正に引き出そうと試みたが、被害が最小限に抑えられた。

攻撃の発覚は、ブロックチェーンセキュリティ企業PeckShieldが疑わしいバリデーター活動を検出したことから始まった。

開発者のカール・ダイリヤ氏は「数ヶ月間計画された洗練された攻撃」と説明している。

フラッシュローン攻撃の手口と被害状況

今回の攻撃では、攻撃者がShibaSwapで460万BONEトークンをフラッシュローンで借り入れ、これらをValidator 1に委任することで一時的にShibariumバリデーターの過半数の投票権を獲得した。

この手法により、攻撃者は悪意のあるネットワーク状態に署名し、ブリッジから資産を流出させることに成功した。

ブロックチェーン記録によると、攻撃により224.57ETHと926億SHIBトークンが流出した。

しかし、流出したETHの大部分は、フラッシュローンの返済に使用された。

攻撃者はまた、約70万ドル相当のKNINEトークンの売却も試みたが、K9 DAOがマルチシグによって関連ウォレットをブラックリストに登録し、これを阻止した。

ダイリヤ氏は「これはプロトコルの欠陥ではなく、攻撃者がバリデーター署名キーにアクセスを得たことによるもの」と説明している。

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赤松 柊弥

2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。

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