高性能L1「Monad」11月24日開始|22万人にMONトークン配布

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高性能レイヤー1ブロックチェーンMonadが11月24日にローンチ。MONのエアドロップを実施し、エコシステム拡大目指す。

レイヤー1ブロックチェーン開発を手がけるMonad財団は5日、独自メインネットを11月24日にローンチすると明らかにした。

同時にネイティブトークンのモン(MON)を約22万5000人の対象者へ無料配布する。

Monadは2022年創設のプロジェクトで、これまでにParadigmが主導した2億2500万ドルを含む計2億4400万ドルの資金を調達。

イーサリアム仮想マシン(EVM)との完全互換性を保ちながら、1秒あたり1万件のトランザクション処理と1秒未満のファイナリティを実現する高速レイヤー1として設計されている。

トークン請求とエアドロ対象者

財団は10月14日から11月3日まで専用ポータルを開設し、対象ユーザーがウォレット接続と資格確認を行える期間を設けていた。

請求開始時には、提携ウォレットのPrivyがアクセス集中により動作不良を起こすほどの関心を集めた。

エアドロップの対象は、約5500人のコアコミュニティ貢献者と約22万5000人の検証済み暗号資産(仮想通貨)ユーザー。

アーベ、ハイパーリキッド、モルフォ、ユニスワップ、Pump.funといった主要プロトコルの活発な利用者や、クリプトパンクス、パジーペンギンズなど著名NFTの長期保有者が含まれる。

財団は厳格なシビル攻撃対策を実施し、ボットや不正取得を排除したとしている。

技術特性と主要統合

Monadは「オプティミスティック並列実行」と呼ばれる技術により、既存のイーサリアム用スマートコントラクトを無修正で展開可能。

同社のキオネ・ホン共同創設者によると、MONトークンの総供給量は1000億枚に設定されている。

ローンチ時点でクリプトパンクス、パジーペンギンズ、OpenSeaといった分散型アプリケーションとの統合に加え、OKX、Backpack、MetaMask、Rabbyなど仮想通貨ウォレットに対応する計画だ。

財団はネイサン・チャディレクターの発言として、今回のローンチが過去1年で最も注目される仮想通貨イベントの一つだと強調した。

なお、ハイパーリキッド上の非公式先物取引では、アルトコインMONが約0.06ドルで取引されており、過去24時間で48%上昇、取引高は1400万ドルを超えている。

正式取引はメインネット稼働と同時に開始され、クラーケンが初日上場を表明している。

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