米モルガンのBTC ETF、25兆円流入か|ストラテジーCEO予測

On 3月 22, 2026 at 10:47 am UTC by · 1 min read

モルガン・スタンレーが独自のBTC現物ETF「MSBT」を申請。2%の資産配分で25兆円の流入が見込まれ、市場に衝撃を与える。

ストラテジーのフォン・ルCEOは21日、モルガン・スタンレーが申請した独自の現物ビットコインETF「MSBT」について、市場に1600億ドル(約25兆円)もの巨額流入をもたらすと予測した。

同社が管理する8兆ドルの資産のうち、わずか2%が割り当てられるだけで、ブラックロックのIBITを3倍上回る規模になるという。

ウォール街の巨人が「販売者」から「発行体」へと転じる歴史的転換点が、ビットコイン(BTC)の需給を劇的に変える可能性が浮き彫りとなった。

運用資産8兆ドルの巨大資本が動く

ル氏は、モルガン・スタンレーが提案するビットコインETFを「モンスター・ビットコイン」と表現し、その破壊力に言及した。

モルガン・スタンレーは約8兆ドルの運用資産(AUM)を抱える巨大組織。

同社が推奨する0〜4%のビットコイン割り当てに基づき、中間の2%が配分された場合、市場には1600億ドルの資金が流入する計算だ。

この1600億ドルという数字は、業界首位であるブラックロックの「IBIT」の約3倍の規模に相当する。

伝統的な巨大投資銀行による直接的な参入は、暗号資産(仮想通貨)市場への資金吸収効果をかつてないレベルまで引き上げる要因となる。

「販売チャネル」から「発行体」への歴史的転換

今回の申請が持つ最大の意味は、モルガン・スタンレーが他社製品の「販売代理」から、自ら商品を設計する「発行体」へと転換した点にある。

これまで同社は、1万5000人規模の金融アドバイザーを通じてブラックロック等の外部ETFを販売してきた。

しかし、ティッカー「MSBT」として自社発行に踏み切ることで、管理手数料を直接収益化し、仮想通貨を自社インフラに完全に統合する狙いがある。

ニューヨーク証券取引所への上場を目指すMSBTは、すでに100万ドルの初期資金が用意され、カストディアンにはコインベースが指名されるなど準備は最終段階にある。

現在、SECは多数のビットコインETFやイーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)関連の申請を審査中だ。

モルガン・スタンレーの参入が引き金となり、ウォール街の主要銀行が相次いで独自のビットコイン現物商品を投入する競争が本格化するのは間違いない。

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