トランプ氏が参加予定の仮想通貨イベントで欠席の可能性が浮上した。スケジュールの重複が原因とみられる。
イベント主催者のファイト・ファイト・ファイトは12日、トランプ大統領が参加予定の暗号資産(仮想通貨)会議について、同氏が欠席する可能性があると明らかにした。
スケジュール重複で欠席の可能性
2026年4月25日にフロリダ州のマー・ア・ラゴで、仮想通貨とビジネスに関する限定会議が開催される。
トランプ氏はテザーのパオロ・アルドイノ氏らとともに、基調講演者として予定されている。
しかし、同日夜にワシントンD.C.でホワイトハウス特派員協会の夕食会があり、トランプ氏はすでに出席を表明している。
フロリダからワシントンへの移動が必要となるため、スケジュールの衝突が懸念されている。ホワイトハウス関係者はマー・ア・ラゴのイベントへの参加は未確認としている。
一方で、主催者側はトランプ氏が両方のイベントに参加すると主張している。
イベントの公式ウェブサイトの規約には、トランプ氏が終日参加できない可能性が記載されている。
主催者はイベントの再スケジュールやキャンセルの権利を留保している。欠席の場合、参加資格を満たした参加者には限定版のNFTが補償として提供される可能性がある。
関連銘柄の急騰と政治的波紋
このイベントへの参加資格は、2026年4月10日時点でのトランプコイン(TRUMP)の保有量上位297人に限定されている。
TRUMPは代表的なミームコインの1つとして注目を集めている。
さらに、上位29人はVIPレセプションへの参加が可能となる。この発表を受け、TRUMPの価格は一時50〜60%急騰したが、その後反落した。
取引高は16億ドルを超え、市場の関心の高さを浮き彫りにした。2025年5月にも同様のイベントが開催され、トップホルダーがトランプ氏と面会して価格が高騰した経緯がある。
しかし、今回は参加が未確認であることから、市場には懐疑的な見方も広がっている。
政治圏からも批判の声が上がっている。エリザベス・ウォーレン上院議員らは、トランプ氏の名前を利用して投機家を誘い込む手法だと指摘した。
トークン購入を促す「ペイ・トゥ・プレイ」の仕組みであるとして、厳しい目を向けている。イベントにはキャシー・ウッド氏やティム・ドレイパー氏らも登壇予定であり、今後の動向が注目される。
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