
2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。
ビットコイン(BTC)採掘企業のビットデジタルは14日、2025年度第2四半期(4-6月期)の決算を公開した。
売上高は2570万ドルで前年同期比11.7%減少。
一方、純利益は1490万ドルを計上し、前年同期の1200万ドル赤字から大幅な黒字転換を果たした。
同社は同じく8月にハイパフォーマンスコンピューティング子会社のWhiteFiberのIPOを完了し、74.3%の株式を保有する。
この保有株式の価値は4億6840万ドルに上り、バランスシートを大幅に強化した。
売上減少の主要因は、ビットコインマイニング収益の大幅減少にある。
デジタル資産採掘収益は660万ドルで前年同期比58.8%減。
これは2024年4月の半減期による報酬削減とネットワーク難易度上昇、さらに同社の戦略的なビットコイン採掘事業縮小が影響した。
四半期中に68.2BTCを採掘したが、前四半期の83.3BTCから減少。
同社は6月に採掘事業からの撤退を発表しており、既存の採掘機器は売却または徐々に閉鎖される見通しだ。
一方でイーサリアム(ETH)戦略への転換が加速している。
同社のETH保有量は6月末の3万663ETHから8月11日時点で12万1076ETHまで急激に拡大し、時価総額は約5億1150万ドルに達した。
クラウドサービス収益は1660万ドルとなり、前年同期比32.8%増加した。
2024年後半に開始したコロケーションサービスからも170万ドルの売上を計上し、多角化により採掘事業の減少を部分的に補完した。
イーサリアムステーキングでは、四半期中に約166.8ETHの報酬を獲得。
6月末時点で約2万1568ETHがアクティブにステーキングされ、年換算で約3.1%の利回りを実現した。
同社は現金・現金同等物を1億8120万ドル保有し、総流動性は約2億7300万ドルに達する。
無借金経営を維持しており、財務基盤は堅固だ。
サム・タバーCEOは「公開市場で最大規模のイーサリアム保有企業の構築を目指している」と述べ、継続的なETH積み増しへの意欲を示している。
Disclaimer: Coinspeakerは公平で透明性の高い報道に努めています。この記事は正確かつタイムリーな情報提供を目的としていますが、投資助言ではありません。市場状況は急速に変化するため、投資判断の前に情報確認と専門家への相談を強く推奨します。
2021年に仮想通貨投資を始める。以降、同分野での専門的な知識を深めながら自身のブログ・ライターとしても活動。仮想通貨に関する深い理解を活かして複数のメディアで多くの記事を執筆。初心者に寄り添った簡潔な解説を得意とする。