2025年9月第3週の仮想通貨市場は、ギャラクシーデジタルによるソラナ(SOL)取得などが起こった。市場は、過去7日間で5%以上上昇。
2025年9月第3週の暗号資産(仮想通貨)市場は、ギャラクシーデジタルによるソラナ(SOL)取得、ソラナ投資会社ソル・ストラテジーのナスダック上場などが起こった。
仮想通貨市場の規模は、アルトコインなどが市場を牽引し、過去7日間で5%以上上昇している。
本記事では、そのような2025年9月第3週に起こった仮想通貨ニュースを特集する。
ギャラクシーデジタル、5億ドル取得でソラナシーズン到来示唆
ギャラクシーデジタルが48時間で5億3600万ドル相当のソラナ(231万SOL超)を取得。ノヴォグラッツCEOは規制改善と技術的優位性を背景に「ソラナシーズン」を宣言。ソラナは1日140億件の取引処理能力を持ち、機関投資家の資金流入で市場が活性化。
ソラナ戦略企業ソルストラテジーズ、米ナスダックに新規上場へ
ソルストラテジーズがナスダックに上場、ティッカーSTKE。ビットコインからソラナへ戦略転換し、SOL取得やステーキングで収益を上げる。過去12カ月で株価1775%上昇。機関投資家アクセス拡大と5億ドル転換社債枠で、ソラナエコシステムの成長を牽引。
シバイヌ、ブリッジ攻撃で資金流出|ミームコインへの影響は?
シバイヌのレイヤー2「Shibarium」がフラッシュローン攻撃を受け、約240万ドル相当の資産が流出。攻撃者は460万BONEトークンでバリデーターの過半数を制御し、224.57ETHと926億SHIBを抜き取ったが、迅速な対応で被害は最小限に。K9 DAOの介入でKNINEトークンの売却も阻止。
REX×オスプレイの仮想通貨ETFが上場へ|ミームコインも対象
REXシェアーズとオスプレイ・ファンズの仮想通貨ETFがSECの審査を通過し、9月12日から取引開始予定。ビットコイン、XRP、ドージコイン、BONK、TRUMPのETFが対象。1940年投資会社法に基づく承認で、現物型とは異なる。ドージコインETFは米国初の試みとして注目。
ビットマイン、イーサリアム追加購入|200万ETH保有を突破
ビットマインが3400万ドル(8001ETH)のイーサリアムを購入、総保有量207万ETHに。循環供給量5%確保を目指す「alchemy of 5%」戦略の一環。ビットコインからイーサリアムへ転換し、専門家の強気予測を背景に積極投資。単一資産集中のリスクも指摘される。
金融大手フィデリティ、イーサリアムでトークン化ファンド発行
フィデリティがイーサリアム上でトークン化ファンドFDITを発行。米国債裏付けのファンドで、資産総額は2億ドル超。ブラックロックのBUIDLと競合し、トークン化証券市場での競争が激化。手数料0.20%、BNYメロンがカストディを担当するが、初期は保有者2名と限定的。
キルギス、金担保の米ドル連動ステーブルコインUSDKG発行へ
キルギス共和国が金担保の米ドル連動ステーブルコインUSDKGを2025年第3四半期に発行。財務省の金準備(当初5億ドル、将来的に20億ドル)で裏付け。CBDCや取引所規制と連動し、送金依存の経済改善を目指す。地域金融技術拠点化を視野に入れる。
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